高熱でうなされた私のおでこに市松人形の手がのった。うちの市松人形が見てる[2-2]|ママ広場マンガ

前回の話
母方の家に代々引き継がれている市松人形の「いちまさん」。マキさんにとっては、子どもの頃からちょっぴり怖い存在だった。ある時、マキさんは風邪をひいて寝込んでいました。ふと視線を感じて目を覚ますとお腹の上に、床の間にあるはずのいちまさんが立っていました。マキさんは怖いと思いながらぎゅっと目をつむります。

うちの市松人形が見てる[2-2]ありがとういちまさん


高熱で寝込んでいたマキさんのおでこに、そこにいるはずのないいちまさんの手が触れました。
「あ・・・ひんやり冷たい。」

翌朝。すっかり元気になったマキさん。「ママ!元気になったよ!」と伝えると、「ホントだ。お熱下がってる。もう少しかかると思ってたけど・・・」と驚くマキさんのお母さんです。

もちろん、いちまさんはいつも通り床の間にあり、変わった様子はありませんでした。
「あれは夢・・・?でもいちまさんありがとう。」と、マキさんはいちまさんにそっとお礼を言いました。

いちまさんはマキさんを助けてあげたかったようです。夢か現実か・・・不思議な体験でしたね。

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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
暴れん坊男児2人に振り回されるサラリーマンパパ

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