「恐怖の算数セット」
これは本当にあったお話です。
その日私は長女の入学説明会に行ったんです。
お知らせのプリントを見ると「算数の教材販売」って書いてあったんですね。
なんだか知らないけどやだなーやだなーって思いながら…重い足を引きずって学校へ向かったんです。
そしたらホールで先生からの説明があってね。
持ち物に細かく指定があるんですよ。
下敷きは無地でとか、鉛筆削りは持ってこないでとか。
怖いなー怖いなーって思ってたんです。
そしてね。
算数セットのお話になったとき。
私の頭の中に(ダメだ!)って声が響いたんですね。
あ!ヤバい!これ知ってるやつ!って。
私の中の警報がビービー鳴り始めました!
これ聞いたら絶対青ざめるってわかったんです!
ダメだダメだ!
怖い怖い怖い怖い…でももう先生の話は止まりません…。
そして先生はゆっくり算数セットの箱を開けてこう言ったんです…。
「全て名前を書いてください。『おはじきにも』です」
キャァァァァァァァァア😱