前回のお話

現在小4の長男くんと、小2の次男くんのママであるゆーとぴあさんから、幼稚園を辞めることになるまでのお話【7後編】です。
長男くん新年長さんの春休みになり、家にいてもケンカになってしまうため、2人の子どもと出かけることにしたゆーとぴあさん、ゲームセンターで遊んだ後、そろそろ帰ろうかと声を掛け、最後にポップコーンを買おうということになったのですが、よかれと思って「塩味」を選んだところ、「キャラメル味がよかった!何で勝手に押すんだよーーー!!」と大泣きする長男くんにオロオロ・・

最終的に幼稚園辞めた~兄弟で発達医療に行くまで~【7後編】




ポップコーンを勝手に塩味と決めてしまったことに対して、
納得がいかずに泣き叫ぶ長男は、床を転げまわって怒り出し・・

「うわー完全にやっちまった!」
「だけど、また200円払ってポップコーン買いたくない・・もう結構お金使ったし」

ということで・・

「もう帰ろう」

というと

「ヤダーーー!!」

と全力で抗議する長男を駐車場まで抱えていこうと思ったのですがなかなか遠くて・・
途中、長男が手を振り払い、またポップコーンの所に戻ろうとするのを何回か引き止めました。
周りの視線が痛い・・

私はもう、いろいろな感情を通り越し、
もはや「無」の状態に。
すると、

「頑張って!!」

と突然声が聞こえて、
見てみると、2人の男の子を連れたお母さんと目が合いました。

「え?今・・『頑張って!』って言われた?」

私は余裕がなくて、会釈することしかできなかったけど・・
でも、まさか声をかけられるとは思っていませんでした。

小学3年生くらいの男の子、年子か双子を連れていた・・
あの人も子育てが大変なときがあったのかな?

私を見て、昔を思い出したのかはわからないけど・・
あの人みたいに、私も子どもとゆったりショッピングができる日が来るんだろうか・・。

「ありがとう!」

そう心で呟きながら

いつか来るかもしれない・・そんな日を夢みて、今はがんばろう!

もうすぐ2人とも幼稚園・・

次のページ:【8】に続きます。

ゆーとぴあ
事実を元にした子育て漫画を描いてます。
長男、仙尾部奇形腫という珍しい病気。
次男、発達障害で特別支援学級に在籍しております。

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たった1人で2人の子を見守るのは、とても大変ですよね。大変な時の「頑張って」は・・深く心に響くものがありますね。
[ママ広場編集部]

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