弟と飲んでいる時にかかってきた「営業事務 宮下レイ子」からの電話、「会社の子」にしては長くない？と様子を見に行ってみると、「泣かないで」「頼ってくれてうれしい」「照れる」と・・仕事の話とは到底思えず・・。席に戻った弟にたずねると「俺の営業をサポートしてくれている」とあっけらかんと話すものの、「こんな時間まで仕事なの？」と腑に落ちずイライラが募るのでした。
他人の幸せを壊す相談女［３］弟は・・すでに狙われている
ここで、説明しましょう。
営業事務の宮下レイ子さんとは・・
バツイチで一人暮らし、
フェミニンな雰囲気で甘い香水の漂う、
明るく甘え上手でスキンシップを取るのが好きな女性だそうで・・
どうやら、派遣されたばかりでミスやわからないことが多いらしく、
他の女性社員からはあまり好かれていないそう。
（うるうるした上目づかいの犬系女子で男性社員を翻弄しているとかないとか・・）
女性と打ち解けるのが苦手で、前の職場でもうまくいかなかったらしい・・
（なんとなくわかる気がする・・）
弟が言うには・・
「『俺がサポートしてくれるからがんばれる！』って話してくれてさ～、
そう言われると助けたいって思うよね・・失敗は多いけど、いい子なんだよ。」
「うわぁ・・」
とすでにドン引き気味の私、
「てか、業務に関係ないし、そもそも・・まさひでに電話する必要ある？」
そして核心をついてみた。
「それさぁ、あんた狙われてんじゃないの？」
［４］に続きます。
「他人の幸せを壊す相談女」は毎日更新します。お楽しみに！
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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。
［脚本・編集］ママ広場編集部 ［作画］dechi
