こんにちは。mamanです。
突然ですが、子育てしていると、
「よその子はいろんなことができたり、活躍して実績を作っていたりして輝いているのに、我が子はとりたてて秀でていることが何もないなぁ...。」
なんて、つい比べてしまうことって、ありませんか?
比べてはいけないと頭ではわかっていても、気がつくと他の子の出来を気にしてしまっている、というのは、親という生き物のサガかもしれません。
それぞれの輝きを認め合う
私自身も、小・中学校時代に息子がやっていたスポーツで、息子がなかなか試合で結果を出せずにいる時、仲の良いチームメイトがどんどん結果を出して強くなっていくのを見て、焦りを感じたことがあります。
娘のバレエでも、他の子のような我の強さが無くて損をしたり、主張して良いことすら主張できずにいる娘を見て、じれったく感じたことは数知れず...。
逆に、子どものお友達の親御さんから、学芸会のセリフの数について、
「うちの子はセリフ1つだったけど、◯◯ちゃん(娘)のセリフは2つあったよね。」
と言われて、
「そんなこと気にするんだ!?」
と、驚いたこともあります。
でも、仮に、勉強でも運動でも、何かある1つの観点について、よその子が出来て、我が子が出来ないことがあったとしても、よその子が出来るということと、我が子が出来ないということは、まったく関係のない、因果関係のないことです。
だから、学校の評価が相対評価から絶対評価になったように、親も、よその子と我が子の差にフォーカスするのではなく、「我が子の中でできるようになったこと」あるいは「我が子の今の状態と目指す状態との距離」にフォーカスしたほうが良いと思います。
テストの点数から足の速さまで、当の子ども達は気にもしていないようなことまで、親が気にしてライバル意識を持ち合うと、ろくなことがありません。
まぁでも、そんなことは私に言われるまでもなく、理解・実践されているという親御さんも、きっと多くいらっしゃると思いますけれど(*^-^*)。
「他人の子が気になる時ほど、自分の子を見る」
子ども達が小学生の頃、ママ友さんから、良い言葉を聞きました。
「他人の子が気になる時ほど、自分の子を見る!」
という言葉です。
あの子はこれができるのに、うちの子はできない。
あの子は何点だったのに、うちの子は何点しか取れなかった。
あの子は何位だったのに、うちの子は何位...。
そうやって、
「我が子よりも他人の子に意識を向けている自分に気付いたら、その時点で自分に言い聞かせるようにしている。」
とのことでした。
なんて素敵なママさんでしょう!
私はこの言葉にハッとして、折に触れてこの言葉を思い出すようになりました。
他人の子が輝いているからといって、その輝きは、必ずしも自分の子をかすませるものではありません。
その子の輝きはその子の輝きとして、
「すごいね!」
と認めてあげれば、それで良いんですよね。
そして、我が子のことも、じっと観察していれば、我が子にしかない輝きがあり、もしかしたら、他の誰かが、それをまぶしく見ているかもしれないのです。
これは、親御さん達にも言えることだと思います。
もし、
「あのママさんはあんなにキラキラしているのに、自分には何もキラキラ要素がない...。」
と感じたとしても、他のママさんから見たら、自分の何かが輝いて見えているかもしれません。
子どもや親御さん自身の幸せのためにも、不要なトラブルを防ぐためにも、周りが気になる時ほど、我が子(親御さんご自身)を見つめてみる、ということを意識したら、子育て期の苦しさが少し減るのではないかな。
......と、受験生を抱えている自分自身に、いちばん言い聞かせたい私なのでした(^▽^;)。