双子自閉症児ひかまめ(ひか、まめ)と、HSC(ひといちばい敏感な子)tukiの母で保育士のRibbonです。
私は子どもたちがかわいくて仕方ありません。
もうこの上ない程愛しています。
そんな私が毎日、何気ない瞬間や寝る前、子どもが不安になった時に、言っている安心言葉、自己肯定感を高める言葉について、心の根っこの育て方を書かせて頂きます。
ひといちばい敏感な子には
寝る前、絵本を読んだあと電気を消してから、私に抱きついて寝ていく娘tukiは、ひといちばい敏感な子で、恐怖で毎日怯えながら寝つくまでの時間を過ごしています。
「今の音はなに?」「飛行機落ちてこない?」「鍵は閉めた?」「ドンって音したよね?」「怖いよ」
毎日30分以上この状態が続きます。
特に日曜の夜は週明けの不安からか、心配になるようです。
こんな時、
「お母さんが守るから大丈夫だよ」「怖いんだね、そうだね」
・私は守られている
・共感してもらえた
という安心感を得ると、自分から何が怖いのか、どうして不安になったのかを話してくれることがあります。
「なんで?」「どうして怖いの?」「何かあった?」と聞いていたことがありました。
しかし「言いたくない」の1点張りで、中々根本を知ることができませんでした。
安心感を得る言葉かけを続けていくと、子どもの心が軽くなっていることを実感できると共に、「話してみようかな」と子どもの方から1歩踏み出してくれたのです。
人の「怖さ」や「不安」などの感情の度合いは、その人しかわからないので、少しでも安心できる、そして共感する言葉をかけて一緒に乗り切るように心がけています。
「お母さんのところに来てくれてありがとう」
何気ないふとした時に言っている言葉です。
まだ言葉がうまくでてこない7歳のひかは、私がゆっくり「お母さんの ところに 来てくれて」まで言うと「ありーとっ」と、先がわかっているようで、そう言ってくれるときもあります。
この「お母さんのところに来てくれたことをうれしい」と伝えることによって、自分が産まれてきてよかったんだ、自分はこの世で必要な存在、必要としてくれている人がいるという安心感につながるのかなと思います。
「自分が存在することの大切さ」を小さいときに感じられると、少しのことではへこたれない、芯のあるブレない子に育つのかなとも思います。
「あなたの味方だよ」
どんなことがあっても、どんな人生を歩もうと、私は一生子どもたちの味方でいたいと思っています。
20歳までは、子どもの失敗を親が償い、その姿勢を見せ、その先は自分の判断で選択をしていく。その選択に賛成する人でいたいと思います。
1人の人間と意識し始め、学校という社会に出て、たくさんの経験を子どもたちはしていきますね。その中で、迷いや葛藤に直面したとき、心に奥底で支えてくれる存在がいると、自信がもて、進んでいく力になるのではと思います。
慎重に育て過ぎ?
私の性格もあると思いますが、子どもたちが望むことはできる限り応えたいですし、共感したいと思って、言葉づかいに気を付けたり、笑顔で接したりすることを心がけています。
まだtukiが2歳くらいでお腹にひかまめがいたころ、短大の友達の家にお弁当を持って集まったとき、私の尊敬する肝ったま母ちゃんになった友達がいて、3歳の息子ちゃんが「おかあさんフォークで食べたい」と言うと「ねえわ!!」と答えたのです(笑)
(愛情たっぷりの言い方です(笑))
息子ちゃんは特にびっくりする様子もなく、年子のお姉ちゃんも平然としていて、私もそんな風に言えるようになりたいとさえ思ったほど、衝撃的でした。その言葉を聞いてもっとラフと言いますか、そこまで慎重に「気持ちを汲んで共感して」と包まなくても、育っていくんだと価値観が少し変わったようにさえ思いました。
まとめ
子ども自身が不安や心配になった時に、心のよりどころになれるように、いつでも両手を広げて待っていたいと思い、産まれてきてよかったんだと思える言葉をかけることによって、自己肯定感をもて、安心して育っていくのではと思います。
すぐに怖さや不安の理由を求めてしまうことをやめてからは、話しやすい環境になったのか、子どもから歩みよって話しをしてくれるようになりました。焦らず根気よく付き合っていきたいと思います。
私の性格もありますが、あまり慎重になりすぎなくても、子どもって育っていくんだなとも思い、気をはりすぎず、愛情を伝えて行けたらなと思います。