前回の話
妊娠中の妻カナコさんができない「夫の体調管理と生活ルーティンのサポート」を代わりにしてもらうために住み込みで来てもらっていたユウコさんが出て行ってしまいました。ルーティンがこなせなくてイライラする夫タクマさんは、カナコさんがお腹が張ってできなかったちょっとしたことにも声を荒げました。自分の生活リズムが崩れることが許せず、みんなが自分の邪魔をすると感じているのです。
愛した人はモラ夫でした[31-1]夫のイライラが止まらない
ユウコさんが出て行った日から夫はより一層私に厳しくなりました。
「ねぇ、今日の朝ご飯3分遅れたけど?」「ねぇ?ここに埃がたまってるんだけど?」私は言われるたびに焦って謝ることしかできませんでした。
常にイライラしている夫は「カナコはさ、僕を怒らせたいからわざとミスをしてるのかな?」と私を追い詰めてきました。もちろんそんなつもりはありません。でも口にしようものなら「だったらどうして僕の邪魔ばかりするんだよ!!」すごい剣幕で怒鳴られます。
「そんなつもりじゃ・・・」夫につらく当たられ、涙が出てしまいます。「だから泣くなよ?」また夫に怒鳴られました。「その涙になんの意味があるんだよ!!」
なによりも大切な日々のルーティンが乱れたことでがクマさんは気持ちを平穏に保てることができなくなったようですね。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ホッター
3歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。