[14ー2]天然義母を信じている夫。俺が助けなきゃ。「家族」と認められない私|ママ広場マンガ

前回の話
そして当日「頭痛がひどくて行けそうにない」と恭一さんに伝えたアイ子さん、「大丈夫?キャンセルしようか?」と言う恭一さんに、義母が準備してくれているだろうから行ってと伝え見送った後、再びスマホを取り出して・・

「家族」と認められない私[14-2]義母を信じる正義感に満ちた夫


「ただいま~」
「いらっしゃいー。あらっ、アイ子さんは?」

「ごめん。アイ子さ、熱出ちゃって。アイ子が、お義母さん、きっといろいろ準備してくれてるから僕だけでも行って来てって」
恭一さんがそう伝えると

「あらあら・・心配ね」
と答えた義母、

「あれ?兄ちゃんたちは?」
「もうすぐ来ると思うわ~」

「あっ、ケーキ買ってきたからキッチンに置いておく~」
「ありがとう~」

そうやりとりをして、ケーキを置いておこうとキッチンにやってきた恭一さんは、コンロにあったお鍋を見て
「母さん、はりきって作ってくれたんだ・・」

そう呟くと、

「ちょと味見~」
そう言ってひとくち飲んでみたところ、

「うわ!!なんだこれ!しょっぱ・・!!母さーん!!」
と義母を呼び

「母さん、どうしたんだよ?ひどい味だぞ!?」
青ざめた表情でそう伝えると、

「そっ・・そうなの。ちょっと考え事して・・作り直したの」

それを聞いた恭一さんが
「もー!失敗したならすぐ片付けないと。誰かが飲んだら大変なことになるよ・・」
と伝えると、

「そうよね・・これからは気をつけるわー」
そう言ってしょっぱい鍋を取り上げたのでした。

それは・・実際ひどい味だったようで・・

おっちょこちょいの母は、いつものように失敗いしたのだと思い、
あれを誰かが間違えて飲んでいたら大変なことになっていたから、僕が気づいて本当によかった。

恭一さんはそんな風に思ったのでした。

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「「家族」と認められない私」は毎日更新します。おたのしみに!

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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲してしています。

脚本・編集:ママ広場編集部   作画:dechi

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