前回の話
つわりであまり動けないカナコさんのかわりに夫タクマさんが連れてきたユウコさんは、住み込みの割には家事を代行サービスに任せて自分はタクマさんの「体調管理」といって恋人同士のようにずっと傍にいる生活を送っていました。ユウコさんの存在に違和感と焦りを感じたカナコさんは、自分が全て妊娠前のように頑張ってこなすようになりましたが、ある時ユウコさんはカナコさんに「捨てられないように必死な感じが痛々しい」と言って、出て行くことを宣言しました。
愛した人はモラ夫でした[29-2]べったりだったのにあっさり出て行った女性
言いたいことをさんざん言った後、ユウコさんは「タクマさんが帰ってくる前に家を出るから。」とさっさと準備し始めました。「慰謝料とか請求しないでよ~、あなたの代わりも楽じゃなかったんだから。」
ユウコさんは、あっさりと家を出て行ってしまいました。
その夜、会社から帰ったタクマさんは「あれ?ユウコは?」と、すぐにユウコさんがいないことに気付きました。私は「お買い物に行くって」とだけ伝えました。
ユウコさんの言葉はカナコさんにとってショックだったとは思いますが、カナコさんが自分を客観的に見られるきっかけになるかな、と思いました。
ママ広場オリジナルマンガ「愛した人はモラ夫でした」は毎日更新します。おたのしみに!
----------------
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ホッター
3歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。