前回の話
つわりが酷い妻カナコさんであっても、自分の望み通りに家事やサポートを望んでいた夫タクマさん。カナコさんの入院をきっかけに医師から「無理をさせないでください」と言われたため、カナコさんができないことを代わりにしてもらうための女性ユウコさんに住み込みで来てもらうことにしました。代わりに家事などを手伝ってくれる人の存在はありがたいものの、住み込みとは聞いていなかったカナコさんは動揺しますが、自分に全てできるか自信がないことから受けいれるしかありませんでした。
愛した人はモラ夫でした[18-2]何のために来たの?
早朝、夫の時間に合わせて完璧な朝食を準備する優子さん。朝食だけでなくフレッシュジュースも準備しているし、きちんとお化粧もしていて夫の要望を全部叶えています。すごい。夫は「うん、おいしい。ありがとう。」と満足そうです。
そんな日々が1週間続いたある日、笑顔で夫の出勤を送り出したユウコさんは、「さてとっ、奥様、本日から私ではなく家事代行サービスを利用させていただきますね。」と言いました。「え?」思わずけげんな顔で聞き返してしまいました。じゃ、あなたは何のためにいるの?疑問が湧きましたがユウコさんには聞きませんでした。
夜になって帰宅した夫にさっそくユウコさんのことを聞きました。「タクマさん、ゆうこさんに家事代行サービスをお願いしても良いって話したの?」
夫の説明によると、『タクマさんのサポート』をしっかりしたいとユウコさんに言われ、家事代行サービスの利用を受け入れたようです。「カナコの代わりになってもらう人だからね」と、また念を押されるように言われて何も言えませんでした。
カナコさんのつわりが酷くなった時から家事代行サービスを利用すればよかったのではないかと思うのは私だけでしょうか。
ママ広場オリジナルマンガ「愛した人はモラ夫でした」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ホッター
3歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。