[18完]夫は義母の言いなりです|作戦成功。謙虚な良い嫁を演じて義父と夫の信頼を完全に勝ち取った。

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前回のお話

結婚の挨拶に行った初対面のときから嫌味を連発したり敵対心を向けてきた癖の強い義母。結婚式の準備中も義母は自分の希望を押し通そうとしてきますが、優子さんは義父母にフォトウェディングをプレゼントすることで義母の気を逸らすことに成功したはずでした。すると、今度は自分たちのフォトウェディングのムービーを結婚式で流したいと言い出した義母。一旦は優子さんの意見を無視して義母の希望を受け入れてしまう夫の良太さんでしたが、最終的には義父母のムービーは却下。納得できない義母は結婚式当日も終始不機嫌でしたが、披露宴で良太さんと優子さんの馴れ初めムービーが流れた後、突然義父母のフォトウェディングのムービーが映し出されました。義母が唖然とする中、親戚は「いいお嫁さんが来てくれたわね」と優子さんを褒め、良太さんも「優子ぉ~ありがとう」と優子さんに感謝。戸惑う義母と目が合った優子さんは満面の笑みを送りました。

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「私が解決してあげる」義母の言いなりだった夫の操縦方法を心得た妻

自分たちの結婚式で義父母のフォトウェディングのムービーを流す、という自分の意に添わないサプライズを敢えて仕掛けた私。
式が終わると、「優子!ありがとう!!」と改めて良太にお礼を言われました。「あんなサプライズ!母さんもすごい喜んでいると思う!」と感動しきりの良太。「やっぱり優子は優しいね」という良太の言葉にも「ふふふ。そう?」と余裕の返し。ここで私は「良太はこれから私に相談すればちゃんと解決してあげるから。隠し事はしないでね」と言い聞かせるように良太に話しました。

さっきのサプライズですっかり良太の信頼を勝ち取った私。良太は「うん!わかった!これからは何かあったら優子に聞くからね!」と素直に私の言葉に納得してくれました。そんな良太を見て私は「ふふふふふ」と笑顔を浮かべました。

そこへ義父がやってきました。「今日はサプライズありがとう。ママもすごい喜んでたよ~」と嬉しそうに感謝を伝えてくれた義父に、「喜んでいただけて良かったですー」と謙虚な姿勢をみせる私。そんな私を見て「だろ?優子は母さんのこともちゃーんと考えてくれているんだよ!」と得意気に義父に話す良太。

控室の入口から顔を覗かせた義母に義父が「ほら!ママもちゃんとお礼を言わないと!」と声をかけますが、義母は気まずそうに視線を逸らしました。ここでも私は「そんな、お礼を言われる為にやったわけじゃないんですから~」と謙虚な姿勢を崩しません。そんな私を見て「やっぱり優子だよー」と良太はまたまた感動しています。

良太からも義父からももてはやされる私を見て、義母はとっても悔しそう。そんな義母に「これからもよろしくお願いしますね。お義母さん」とこっそり不敵な笑みを浮かべた私でした。あ~スッキリした!

自分の気持ちよりも義母の希望を優先して結婚式でサプライズプレゼントをした優子さんのことを良太さんも義父も大絶賛。今回のことで良太さんから絶大な信頼を勝ち取った優子さんは「これから私に相談すればちゃんと解決してあげるから、隠し事はしないでね」と良太さんに話し、良太さんが義母の言いなりにならないように念押し。「うん!わかった!これからは何かあったら優子に聞くからね!」と目を輝かせる良太さんを見て優子さんは「ふふふふふ」と笑顔を浮かべます。義父から「ママもちゃんとお礼を言わないと!」と促されても黙り込む義母を見て「お礼を言われる為にやったわけじゃないですから~」と言う謙虚な優子さんの株はどんどん上がっていきます。良太さんにも義父にももてはやされる優子さんを見て義母はとっても悔しそう。
義母の希望を叶えることで自分の立場を優位にもっていった優子さん、とっても頼もしいですね!これからの結婚生活もこの調子で頑張ってくださいね!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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