「うちの子、好き嫌いがハッキリしてるの～」義母から受けた軽いジャブ

結婚を間近に控え、良太の家にやって来た私。初めて良太のお母さんに会うことになり、近い将来義母になる人、と思うと緊張していました。

「はじめまして。良太さんとお付き合いさせていただいてます。優子と申します」挨拶すると、「はじめまして」と返してくれた後、「どうぞどうぞ。上がってちょうだい」と義母が言い、「ありがとうございます。お邪魔します」と返事をしました。

そしてリビングに案内され、ソファに座ると、「くんくん」と一匹のワンちゃんが！私に近づいた後、そっと離れ、良太に気付くと近寄って「ワン」と泣きました。
その様子を見た義母は、「あ！！」と嬉しそうに声をあげ、

「あら～～。ごめんなさいね。うちの子、好き嫌いがハッキリしてるの～」と笑いながら言う義母に、「ほほぉう・・」と思いつつ、「へぇー賢いですねー」にこにこと笑顔を作る私。

すると、「そんなことないよ。僕の近くに来れば、おやつが貰えると思ってるんだよ～」と良太が言い、「おやつ、私もあげてもいい？」と提案。「うん。いいよー」そう言って、おやつを渡してくれました。

手のひらにおやつを乗せて、そっと差し出すと、「くんくん」とした後で、ペロペロと食べだしたワンちゃん。「まってまって、慌てなくてもあげるよー」と嬉しそうな私を見て、「ほんと、食べものに目がないんだから～」と良太もうれしそう。
「私のことも好きになってくれたの～？うれしい～」と私が言うと、「チッ」とあからさまに、義母が舌打ちをしたのでした。聞こえてますよ。

結婚を間近に控え、良太さんの実家にご挨拶にやって来た優子さん。義母となる良太さんのお母さんも快く迎えてくれリビングに行くと、かわいいワンちゃんが！優子さんを通りすぎて良太さんに駆け寄るワンちゃんを見て、「うちの子、好き嫌いがハッキリしてるの～」と義母に言われ、「へぇー賢いですね～」と答えつつ、「ほほぉう・・」と義母の攻撃を確認した優子さん。「私もおやつをあげたい」とワンちゃんにおやつを乗せた手を差し出すと、ワンちゃんがうれしそうに駆け寄っておやつを食べました。その姿を見て、「私のことも好きになってくれたの～？」と優子さんが言うと、これみよがしに「チッ」と義母が舌打ちしたのでした。

結婚の挨拶に行き、初めて優子さんとあったお義母さん。そんなに嫌う原因はまだなかったと思うんですけどね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。