友達の真意がわかってしまう?~子ども達の年賀状事情~

ごきげんよう!mamanです。

師走に入り、年賀状の準備をされている方もいらっしゃると思います。

今日は、我が家の子ども達の年賀状事情について書いてみたいと思います。




「年賀状書くから、住所教えて!」

子ども達は、小学生くらいになると、親を介さず、友達同士で遊ぶ約束をしたりするようになりますよね。

年賀状も同じで、だいたい今くらいの時期になると、学校で、

「年賀状書くから、住所教えて!」

というような会話が聞かれるようになります。

うちの子達は、自分から友達の住所を聞くタイプではなく、聞かれたから教えた、という感じのスタンスでしたが、友達から年賀状をもらえることは楽しみにしていましたし、もらえる相手には、自分も出したいと思っていたようです。

あれこれ悩みながら、息子はまぁまぁ適当に(笑)、娘は色とりどりのペンやシールやスタンプを駆使して、約束した友達に宛てて、年賀状を書いていました。




あてにならない子ども同士の口約束

年が明けて元旦。

子ども達宛にも、数枚の年賀状が届きました。

が、喜びの笑顔のあとに、娘の表情が、みるみる曇りました。

どうしたのかと聞いてみると、何人か、出した相手から届いていないというのです。

「そういうことはよくあるし、元旦に間に合わなかっただけで、これから届くかもしれないよ。」

と言って様子を見ました。

その後、ぽつりぽつりと遅れて何人かからは届きましたが、最後まで届かなかった子もいました。

それは、他でもない、

「年賀状書くから、住所教えて!」

といちばん最初に聞いてきた子だというのです。

その当時の娘は、まだうまく言語化できませんでしたが、おそらく、自分が軽く見られているように感じて、悲しかったのだと思います。

その後、冬休みが明けて、新学期が始まりましたが、その「住所を聞いてきたのに年賀状をくれなかった子」は、何事もなかったように話しかけてきたそうで、ますます困惑する娘でした。

その子は軽い気持ちで住所を聞いただけだったのかもしれませんが、そんな軽い口約束を真に受けてしまった娘は、傷ついてしまいました。

その後は、友達の真意が見えるようで年賀状のやり取りをするのが嫌になり、でもやめるわけにもいかず(女子は難しい)、中学校卒業まで、半ば義務化した状態で続けていました。

でも、高校生になった今年は、もうSNSで繋がっている友達(娘の場合、そう多くありません)とだけ「あけおめメール」のやり取りをし、年賀状は書かないそうです(もし誰かから届いたら、その相手には返事を書くということでしたが)。

息子の方は、お互いに面倒くさいということで(男子はサッパリ!笑)、友達との年賀状のやりとりは、中学校在学中に既にやめています(もらった相手には返事を出すというスタンスは娘と同じです)。

相手の真意がわかってしまう慣例

子ども達、特に女の子の年賀状のやりとりを見ていると、自分が相手にどう思われているかが炙り出されて、傷ついたりすることもあるようです。

私にも似たような経験がありますし、大人も同じだなと感じます。

そういう「うっすら傷つく」という理由もあって、年賀状をやめる人が増えてきているのかもしれませんね。

また、コロナ禍も、年賀状事情に何らかの影響をもたらすかもしれません。

私は、SNSでもつながってはいるけれどお互いの年賀状も楽しみにしている親しい友人達と、年賀状だけで繋がっているお世話になった方などだけを残して、年賀状はだんだん減らしていき、ゆくゆくはやめようと考えています。

みなさんや、みなさんのお子さん達は、年賀状、どうされていますか?

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