お義母さんの監視や干渉に耐えられなくなった美月さんが、「もうこの家から出て行きたい」とご主人に話したところ、「わかった。新しい家を探すから少し待って」と言われたのですが・・。何日経っても探している気配を感じられないご主人に「ねえ探してる?」とたずねると「美月、ワガママじゃない?俺の親と仲良くしようって思わんの?」と言われ、最終的には「今は話したくない。美月も冷静になれよ」と言い残して義母の家に行ってしまったのでした・・。
嘘から始まる敷地内同居[8]メールも荷物も・・全部「ママ」頼みの夫にイライラ
そして・・
その日から夫は帰ってこなくなりました。
すると、お義母さんからメールが
「美月ちゃん、タクヤとケンカしたの?」
「夫を立てるのも妻の役目よ。」
「美月ちゃんから謝らないと、上手くいくのもいかなくなるわよ?」
そう言われて
「・・子ども夫婦の喧嘩にも口出し?タクヤもお義母さんに話してるの?」
とイライラが募り・・
「お義母さん、お気遣いありがとうございます。」
「夫婦のことなので、タクヤくんが戻って来るのを待ちます。」
「それまで、そちらでお世話になると思いますが、よろしくお願いいたします。」
と返信メールを送りました。
するとさらに返信が・・!
「こっちのほうが居心地よくて帰らないかもしれないわよ~」
「早めに仲直りしてよねー」
言いたい放題のお義母さんからのメールに
「もう!!なんなの!?」
とイライラが募りました・・。
それから数日が経ち、仕事から帰ると
「あれ?鍵開いてる・・タクヤ?」
そう思いながら部屋に入ると
「あっ」
そこにいたのは
「お、お義母さん!?」
「あらっ、美月ちゃんおかえりー」
荷物を抱え、悪びれもせずに
「もう!!しばらく帰らないみたいだから、私がタクヤの荷物取りに来たの!」
「はぁ・・美月ちゃんから折れてくれないかしら?」
と、ため息をつきながら言われたのですが、
全部・・お義母さんが連絡してくるって・・おかしくない・・?
「タクヤめ・・腹立つ!!」
と怒りで顔がひきつるのを感じました・・。
[9]に続きます。
「嘘から始まる敷地内同居」は毎日更新します。お楽しみに!
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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本・編集]ママ広場編集部 [作画]dechi