早め早めの心の準備 ~子ども達の恋愛事情~

こんにちは。mamanです。

今日は子ども達の恋愛事情について、書いてみたいと思います。




親が思うより早くやってくる

ついこの間まで、ランドセルを背負って、あどけなく可愛かった子ども達。

みんな小さなころから知っていて、我が子のように成長を見守ってきた子ども達が、中学校へ入ると、突然、あちこちでカップルができ始めました。

3月までは、

「男子も女子もみんな仲良くお友達!」

「一緒に中学校へ行こう!」

という雰囲気で、和気あいあいと小学校を卒業したばかりなのに、4月になったら急に、

「誰と誰が付き合ってる」

とか、

「誰と誰が手をつないで帰ってる」

とか、そんな話が聞こえてくるようになりました。

実際に私が見かけたのは、駅のベンチに2人で座っているのに、今でいうところのソーシャルディスタンス?な距離を保ち、お互いうつむいて一言も喋れないでいる可愛らしいカップルや、まだ声変わりもしていないキンキン声の男の子が、

「オレ達、別れてさ〜。2時間しか付き合ってねぇよ」

なんて言っていて、思わず笑っちゃうようなケースばかりでした。

でも、ママ友さん達の間やPTAの集まりなどでは、

「2人だけで電車に乗って学区外まで遊びに行って、遅くまで帰ってこない」

とか、

「親のいない相手の家にたびたび上がっているようだ」

とか、そういう、ちょっと笑っていられないケースも、心配事として話題にされていました。

幼稚園の頃も小学歳の頃も、バレンタインにチョコレートをあげる、なんていう程度の可愛らしいことはもちろんあったのですが、中学に入ってからは、

「告る」「付き合う」「別れる」「揉める」「三角関係」

などの生々しい単語が子ども達の口から飛び交い、成績が落ちたり、人間関係がこじれたりと、なかなかヘビーになってきて...。

とにかく、子ども達の男女交際については、

「親が思うより早くやってくる!」

というのが、当時、ママ友さん達と語り合った結論です。




禁止もしないが放置もしない

でも、親御さん達の考え方は本当に様々で、

「もう中学生なんだから、すべて本人に任せる」

として完全ノータッチな親御さんもいれば、

「まだ男女としてどうこうではなく、友人として良い関係を築けるようになる方が先ではないか」

という親御さんもいて、親の考え方の違う子同士が「付き合う」と、揉め事に発展したりしていました(汗)。

「付き合う」こと自体は悪いことではないと思いますが、まだ分別が成熟していない中学生なので、目を離していると、大人が介入せざるを得ないトラブルに発展することもあると聞きます。

禁止する必要はないけれど、放置するのも危険。

見守る必要性を感じますね。

うちの子達は、幸か不幸か、中学では恋愛よりも部活や習い事に熱中していて、興味がまだそちらに向いていなかったので、親の私も、心の準備をする時間がありました。

でも、よそのお子さんの話を聞いているだけで、

「んまー∑(゚Д゚)!」

と、卒倒しそうになることも...。

今はもう、子ども達は2人とも高校生なので、彼氏や彼女がいてもおかしくないし、リアルな人間関係を良好に築ける大人にもなってほしいので、誰かとお付き合いしてみることも良い経験だと思えます。

...が、中1の頃だったら、正直、ついていけなかったでしょうね...。

自分の中学校も同じような感じだった記憶があるので、さぞかし大人達を心配させていたことでしょう...。

これは、地方の公立小から公立中へ進学した場合の1例に過ぎず、すべての中1の子ども達がそうだというわけではありません。

ただ、小学校低学年くらいまでは微笑ましく見ていられた子ども達同士の関係が、高学年あたりから妙に生々しくなってきて、中学で一気に加速、という流れは、どの子にもどの集団にも、少なからずあてはまるのではないかと感じています。

今の子達は、私達の頃より遥かに多い情報にさらされていますし、体の発達も早いので、小学生3、4年生くらいからは親も心の準備をして、注意深く子ども達の変化を見守った方が良さそうですね。

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