結婚式の後、章太と義父のことで口論になってしまいましたが、その後は章太との会話で義父が話題に出ることもなく、翌日は手続きなどでバタバタしているうちにいつもの章太に戻っていました。
章太と仲が悪くなったわけではないけれど、決して結論が出たわけではない・・。そう思った私は姉夫婦の家に遊びに行くことにしました。
私がしたことは間違いだったのだろうか・・？
姉だけでなく、章太と年齢も近い、義兄の意見を聞きたいという思いがありました。
姉夫婦に相談する為、自宅を訪ねました。
すぐに私の様子に気づいたのか、「章太さんのお父さんのこと？」と聞くするどい姉。
私は初めて義父と会った日の出来事から結婚式後、章太と口論になってしまったことまで、全てを二人に話しました。
お義兄さんの「理想の父親」と「現実の父親」とのギャップや、私の父と比較して引け目を感じたのではという言葉に納得した私。
昔から私に甘い姉の『しんどくなったらうちにおいで』の言葉にも励まされ、私はもう少し章太の様子を見守ることにしました。
その後、ちょうどひと月ほどしてから章太の転勤が決まり、私たちは新幹線で移動する距離の場所へ引っ越すことに。
私たちにとって初めての土地への引っ越しなので、もちろん不安もありましたが、義父とも物理的に離れるので、この間に章太の気持ちも落ち着くといいな、と思っていました。
結婚式編［完］
お七夜編につづく
※ストーリーは実話を元に編集しております。
実在の人物や団体等とは関係ありません。
［脚本］ママ広場編集部
［イラスト］dechi
------------------
真美さんの心に平穏が訪れたのであればよかったです！第三者としてのお義兄さんの意見・・・たしかに説得力がありますね。「理想の父親」と「現実の父親」、章太さんの中でも葛藤があったのかも・・。少し離れた土地での新しい生活、どうかクリアな気持ちで迎えられますように！
［ママ広場編集部］
