孫嫁の思惑どおり。評判の良い義母を擁護し義祖母を責める近所の人々。家庭内カースト[16-2]|ママ広場マンガ

前回の話
いつも義祖父母に厳しいことを言われながら全ての家事と家族の世話をしている義母よしこさんが、義祖母を支えた拍子に転んで骨折し入院してしまいました。ゆかりさんは夫ともやさんの義実家に滞在しよしこさんの代わりを努めますが、声をかけてきた近所の人にそれとなく「嫁」に厳しい義祖父母のことや、いつも家事をこなすよしこさんの話をして、よしこさんのようにできない自分はいつも義祖母に怒鳴られていると涙ながらに話したために、近所では義祖母が嫁いびりをしていると噂になっていきました。噂を知った義祖母に怒られたタイミングで大泣きしながら外に飛び出したゆかりさん。泣き叫ぶ声を聞いた近所の人に義祖母が責められ始めました。

家庭内カースト[16-2]家のことしかできない嫁と言い切る義祖母


「お嫁さんに厳しい」と近所の人に言われ「うちにはうちのルールがある」と言い切る義祖母でしたが、「でもね、来てくれるだけでもありがたいのよ。」「そうよ、よしこさんが帰ってきたらもうこの子はこの家に寄り付かなくなるし、よしこさんも耐えられなくて出て行くかもしれないわよ」と口々に反論されてしまいました。
近所の人たちに言われる義祖母の様子をチラリと見るゆかりさんの目には、涙はありません。

「家の事しかできないよしこが出て行くはずがないだろ?」強気な発言をする義祖母に「何を言ってるの?よしこさんなら働き口なんてたくさんあるわよ。どれだけ家のことをしてたと思うの?」と近所の人によるよしこさん擁護も負けていません。

「よしこさんに愛想尽かされないようにほどほどにね」という声を背中で聞きながら、義祖母は「ふん、そんなことあるわけない。」とプリプリしながら家の中に入っていきました。「お嫁さん、元気出してね」と言う声に、また涙を見せてペコリとお辞儀をするゆかりさんです。

ゆかりさんの作戦が見えてきたような気がしますね。

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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
9歳男児6歳女児の2児の母です。

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