夢の中に出てきて「帰りたいと」泣く恐怖の市松人形。うちの市松人形が見てる[10-1]|ママ広場マンガ

前回の話
母方の家に代々引き継がれている市松人形の「いちまさん」。マキさんにとっては、子どもの頃からちょっぴり怖い存在でした。二人目ソウスケくんのお披露目会の日にいちまさんが消えてしばらくたった頃、山本夫妻がマキさんの家に訪問し「ごめんなさい」といいながら渡してきたものは、やはりいちまさんでした。マキさんは自ら申し出てくれたことといちまさんも無事だったので私の方で収めておきますと山本夫妻に伝えました。山本さんは「本当に・・・ごめんなさい」と崩れ落ちました。

うちの市松人形が見てる[10-1]市松人形が呪われている?


ご主人が車に戻り山本さんと2人だけになると、「本当にごめんなさい。」と改めて謝罪する山本さん。
「いいですよ、もう。いちまさんも戻ってきましたし・・・」

「あ・・・あの・・・その人形ってもしかして呪われてたりします?」と恐る恐る山本さんが質問するので驚きました。
「・・・・何かありました?」

山本さんは、盗んだ人形を売ろうとしていましたが、その日から夜な夜ないちまさんが夢に出てくるようになったそうです。
「お人形を連れて帰った日から毎晩変な夢を見るようになって・・・最初は『帰りたい』って泣いてるだけだったんだけど・・・」

「だんだん『家へ帰せ』『早く帰せ!』って顔も声も怖くなって、それで・・・っ!!」

いちまさんはよほど家に帰りたかったのですね。山本さんに怒り出したのかもしれません。どうやら山本さんは反省したというよりは、怖くなっていちまさんを返しに来たようですね。
次の話
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
暴れん坊男児2人に振り回されるサラリーマンパパ

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