前回の話
6時間かけて夫の実家に帰省する花さんたちがようやく最寄り駅に着きました。義母が迎えに来てくれることになっていましたが、夫ひできさんが到着時間を間違えて伝えていたために、さらに1時間半、時間をつぶすことになりました。一番近いカフェまでタクシーで15分。ただでさえ旅費がかかるのに余計な出費が発生したことも花さんはモヤモヤしていました。ようやく、義母がカフェまでお迎えに来てくれました。
義実家帰省が超しんどい[9-2]時間を間違えたのは私じゃない。
カフェまで迎えに来てくれた義母に花さんが挨拶すると、少し呆れたように「もう~花さん!時間まちがえたんだってね~」と言われてしまいました。
カフェで待つことをひできさんが連絡したとき、自分の間違いを花さんのせいにしていたのです。
(私じゃなくて、あなたの息子さんがね!!)
花さんは否定せずに、心の中で真実を叫びました。引きつり笑いを浮かべる花さんですが、義母はすでに孫の方を向いて嬉しそうに話しています。ひできさんは全く悪びれる様子なく笑顔です。花さんはひとり、「アハハハ」と乾いた声で笑うしかありませんでした。
ママ広場オリジナルマンガ「義実家帰省が超しんどい」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi