前回のお話
ご主人と話し合ったゆーとぴあさんは、もう幼稚園を辞めようという意見で一致しました。

最終的に幼稚園辞めた~兄弟で発達医療に行くまで~【41】


あらためて開かれた幼稚園面談で、ゆーとぴあさんはあっさりと
「話し合った結果、退園することにしました」
と報告しました。


すると、
「良かったです!」
「次男君はぜったいに療育園の方がいいわよ」
と、園長と主任は大賛成しました。なんだかホッとしている様子だな、と感じたゆーとぴあさんです。

そこで、主任から

「で、夫婦で話し合って、幼稚園を退園する一番の理由は何ですか?」

という質問がありました。

は?
主任の質問に疑問しかないゆーとぴあさん。
幼稚園に言われたから、という理由しかないからです。

最終的に退園を決めたのは両親の意見だと言わせる為?
と、ゆーとぴあさんはこれまでの園長との会話から推測しました。


・・・もういい、辞めるんだから。

そう思って、ゆーとぴあさんは本心ではないけれどもこのように園へ伝えたのです。
「今はこの子の為にしっかり療育した方がいいかと思いまして。」

退院の手続きを済ませ、荷物をまとめると・・・

主任から
「次男君は幼稚園やめる事わかっていますか?」
と聞かれたので、その日の朝も幼稚園へ行きたがった次男君の様子を伝え、分かっていないと思うと伝えると、
「そうですかー、寂しいですね」
という主任。

「次男君、いつも人懐っこくて元気だったから。」
と、ニッコリ微笑む主任にゆーとぴあさんは
「は?」
としか思えませんでした。





退園決ったとたんに手のひら返してきて・・・。
ゆーとぴあさんはわからなくなってしまいました。

本当は主任は良い人だったから、これが本心なの?
それともただの社交辞令?

ああ
性格悪くなってきてる自分がもう嫌だ

そんなことを考えながら、幼稚園を去る時がやってきました。
「では。」


では、さようなら。
次の話
ゆーとぴあ
事実を元にした子育て漫画を描いてます。
長男、仙尾部奇形腫という珍しい病気。
次男、発達障害で特別支援学級に在籍しております。
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療育園の方が手厚く次男君をフォローして向き合ってあげられる、でも幼稚園退園は寂しくなる・・・それが主任の本心であることを願います。
[ママ広場編集部]

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