1歳の男の子ジョセフくんとアフリカ系アメリカ人のご主人ボビさんと家族3人アメリカで生活しているチコさんから、コロナ禍のアメリカで初めての妊娠・出産を経験したお話[47]です。
とうとう長男ジョセフくんが誕生しました!へその緒が二重に巻き付いていたことが原因で陣痛も始まらず、なかなか降りて来られなかったようです。そんな危ない状況を見事に切り抜けて産まれてきたのです。
初めての妊娠・出産レポート~コロナ禍 in USA~[47]
長男ジョセフくんが無事に産まれ、手術が終わりました。チコさんは幸せいっぱいです。
「可愛かったなぁ」
かと思いきや、病室に戻った瞬間、看護師さん数人からベッドの上でお腹を押されまくったのです。
「ぎぃやぁぁあ!」「ぎょえええええ!」叫んでも「Don't move!」と容赦ない看護師さんたち。
たった今、縫合したばかりのお腹を成人女性数人からプッシュされているのです。
この痛みだけは一生忘れないと確信するほどの痛さ。思わず「おかっ、おかーさん!!」と叫んでしまったチコさんです。
無痛分娩なのにこの痛み・・・しかもなぜお腹を押されたのか何の説明もありませんでした。疲れ切って呆然とするチコさんに、ひとりの看護師さんが「ちょっと」と声をかけてきました。
「カンガルーケアする?やるなら早くして。」
ひえー、へとへとな今?今なの?!
それでもカンガルーケアをさせてもらったチコさん。撮ってもらった写真は眠さとお腹の痛さで引きつってボロボロの、とても幸せとは程遠い悲惨な一枚となってしまいました。・・・でも、ジョセフくんは可愛い・・・
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チコ
アメリカ在住ひきこもりぼっち主婦です。
アフリカ系アメリカ人夫と息子との日常を綴っています。
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3人がかりでお腹ギューギュー!?おかあさんと叫んだ気持ち、わかりますー(汗)
[ママ広場編集部]