2人目の息子ソウタくんが産まれ、不安定になってしまったコウキくんについて相談に乗って欲しいとママさん達に持ちかけた信也、夜は難しいけれど、公園に行った後、カフェに行きましょうと返事をもらいました。そして当日、公園で遊ぶはずなのに、なぜかコウキくんの姿は見えず、いるのは信也だけ・・困惑するママさん達に信也は・・
[6]えげつない夫と甘やかし義母
「こんにちは」
「こんにちは。・・ってあれ・・コウキくんは?」
「今日は・・ひと・・りですか?」
公園で遊ぶ約束をしていたのにコウキくんの姿が見当たらず、かずくんとたっくん、それにママさん達も困惑した様子だったのですが、
「あーー、コウキ、ぐずっちゃって・・公園にも来ないって言ってて・・」
「あっ・・そう・・なんですね。」
ママさん達が、それは仕方がないなと思っていると、
「相談させてもらう約束してたから、僕だけ来ちゃいました」
「あ・・次回でもよかったのに・・」
「いえいえ・・それは申し訳ないから」
ママさん達も信也しかいないという不思議な状況に落ち着かず、どうしようかと思っていたところ、すかさず
「じゃ!行きましょうか!」
とにっこり笑顔で信也に言われ、
「えっ」
と同時に驚くママさん達・・だって・・この状況で・・行くって・・どこへ?
すると、たっくんとかずくんに向かって信也が
「2人とも、今日は、好きなモノ食べていいから!ごちそうするぞ~!」
「いぇーい!やったー!」
「いっぱい食べよー!!」
子ども達は大喜びしたものの、ママさん達は遠慮がちに・・
「いえ、あの・・そこまでは・・」
断ろうとしたところ、
「どうぞお気になさらず!今日は僕が相談に乗っていただくので!」
と信也に言葉を遮られ、それ以上断ることもできなくなってしまいました。
コウキくんがいない状況で公園に行き、これからカフェに行くという信也・・
一体・・何を考えているのでしょうか!?
[7]に続きます。
「えげつない夫と甘やかし義母」は毎日更新します。お楽しみに!
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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本・編集]ママ広場編集部 [作画]dechi