こんにちは!mamanです。
今日は、息子が塾に通っていた時に、塾以外でかかった出費について、書いてみたいと思います。
塾のある日の「つなぎ飯」
現在高3の息子は、中3から高2にかけて塾に通っていたのですが(現在は諸事情で辞めています)、高校に入ってからの塾通いは、塾に払うお金以外でかかってくるお金が、結構ありました。
それは、晩ご飯のお金です。
晩ご飯と言っても、家に帰ってからちゃんと食べ直すので、「つなぎの軽食」代ですね。
我が家ではこれを「つなぎ飯(つなぎめし)」と呼んでいました。
中3の受験期の塾は土日だけだったのですが、高校部は平日の夜。
19時〜21時30分までのコマでした。
食べ盛りの高校生男子ですから、お昼のお弁当だけで塾終わりまで持つはずもなく、学校の購買や、塾へ向かう途中のコンビニで何かしら「つなぎ飯」を買って食べていました。
22時過ぎに帰宅してから晩ご飯を食べ直すのですが、夜遅いし、一度食べているので、そんなに食べられないんですよね。
私も、塾の日の晩ご飯は温め直しやすいメニューに限定されるとか、いつまでたっても夕飯の片付けが終わらない大変さと戦っていました。
その塾は「勉強する場で食事をしっかりとってしまうと、匂いが残ったり眠くなったりして、集中を欠く」という考えで、塾で食べる食事は、カロリーメイトなど、あまり匂いの出ない軽食くらいしか認めていませんでした。
だから、自宅から持たせられる「つなぎ飯」として、おにぎりを持たせたこともありましたが、暑い季節は傷むのが心配で...。
結局、夕方に何かしら買って食べることになり、その出費がかさむようになりました。
ガッツリ「つなぐ」と多方面に影響が...
「つなぎ飯」生活に慣れてくると、塾友達と安いお店で食べることも増え、1度にかかる額がだんだんと大きくなっていきました。
「今日はガッツリ牛丼いきたい気分だった。」
と言われると、食べ盛りだから無理に止められないかなと思うし、
「友達にメシ行こうって誘われた。」
と言われると、確かに友達との付き合いもあるだろうなと思ったり...。
でも、お店で食べると、やっぱり高くつきますし、お肉や揚げ物しか食べないなど、栄養の偏りも気になるんですよね。
そして、お店でガッツリ「つないで」しまうと、家で用意している晩ご飯を食べられないので、
「今夜の(家で食べる)晩ご飯は、要る(要らない)」
の連絡が必要になります。
でも、高校生男子がそんな連絡を早めに寄越すわけもなく...。
作って待っているのに、22時頃、帰宅間際になって
「今日は牛丼食べちゃったから、晩ご飯要らない。」
とメールが来て怒りに震えたことも、1度や2度ではありません。
この「つなぎ飯」の習慣は、金銭面でも栄養面でも気がかりでしたし、私にとってもストレスになっていました。
「つなぎ飯」ひとつとっても、お小遣いの範囲でやってくれというご家庭もあれば、「つなぎ飯」代はお小遣いとは別にもらっていてお店でガッツリ食べたがる子もいるなどさまざまで、子ども同士も、今日はコンビニ、今日は牛丼屋、などと、友達とのバランスをとりながら「つなぐ」のに苦心していたようです。
「ガッツリ塾弁」が許されている塾なら、野菜スープをつけるなど栄養面も考えることができ、無駄な出費もなく、「(家で食べる)晩ご飯、要る(要らない)」でモメることも無かったと思いますが...こればっかりは通う塾の方針に従うしかなかったので、仕方がないですね。
この「つなぎ飯」、1回500円に抑えたとしても、週3で塾があると週に1,500円、1ヶ月で6,000円強です。でも実際は、おやつや飲み物も買ってしまうので500円でおさまることはなく、塾のある日の「つなぎ飯」出費だけで月10,000円前後かかっていたと思います(涙)。
でもこれは男子高校生のパターンで、女子だと、もう少し食べ物にかかるお金は少なく済むかもしれません。
高校生になって塾の曜日が平日の夜に変わっただけで、こんなにもかかるお金が違ってきて、多方面にいろんな影響があるということは、通わせてみないと気がつかなかった盲点でした。
息子が塾を辞めたのは「つなぎ飯」の影響が直接の原因ではありませんが、辞めた今は、(この点については)ちょっとホッとしています。
塾弁については、塾によって方針が違いますし、もっと上手に工夫されているご家庭もたくさんあると思います。
そして今は、コロナ禍によって、塾での飲食を禁止したり、ルールを変えたりした塾もあるのかもしれませんので、これはあくまで、コロナ禍以前の我が家の体験でしかありません。
でもまぁ、こんなふうに塾のある日の「つなぎ飯」に振り回された家庭もあったんだな...という軽い感じで参考にしていただけると幸いです。