[28]「自分の子じゃなくてよかったって思ってるでしょ!?」イヤミが止まらない。障害児のママは神様に選ばれたと言われて|植木千尋の育児まんが

前回のお話
ある日、手続きのため、こども福祉課を訪れたあやこさんとゆみかちゃん、すると突然声を掛けられ、振り返ると少し離れた場所から駆け寄ってくる女性の姿が・・。賑やかに次から次へと話し続ける女性が、ナナちゃんのママ、はるさんだと気づいたものの、こちらの様子には構わずただただ話し続ける姿に、あやこさんは「イライラする」と思ってしまい・・

障害児のママは神様に選ばれたと言われて[28]



ナナちゃんママに対して、「イライラする」と思ってしまったあやこさん、

(自閉症同士なら同じ?同じ育てにくさなら、こんなにヘラヘラできるわけないじゃない)
と感じてしまい・・

(仲間ヅラしたって、分かり合えるわけないじゃない)
とあやこさんが思っている横で、

「今度一緒に絵本読んでいい?」
「はるさん、おしゃべりはあちらで」

「ゆみかちゃんは、将来ぜったい美人さんだね!」
「いいですよ。そんな無理して褒めてくれなくても・・」

ゆみかちゃんに話しかけ、職員さんに注意されつつも話しかけるのをやめないはるさんに、あやかさんがそう言うと、

「え?」
「知的障害のない娘さんがいていいですよね。どうせあなたも『かわいそう』って上から目線で言ってるんでしょ?ゆみかみたいな子が、自分の子じゃなくて良かったって思ってるんでしょ!?」

(言いたくないのにイヤミが止まらない)
そう思いつつ、はるさんへの言葉が止まらないあやこさん・・

その後、

「失礼します」
と去って行くあやこさんとゆみかちゃんの姿を見つめながら

「・・・え?娘・・?」

とはるさんは驚いて・・

続きます

植木千尋
ブロブフィッシュ似の主婦です
知的障害を伴う自閉症児を子育て&溺愛中

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