「歯が痛いー」と言う娘。
えっ?虫歯?!
見ても、よくわからず(黒くはなっていません。)茶色くなっているかも・・・。これかな??それともこれ??と思う感じでした。
我が家は、虫歯にならないように気を使っている方だと思っていました。
定期健診で通っていた歯医者さんに即電話。
予約枠はいっぱいでしたが、緊急枠で入れてもらうことに。。
(平日も夜8時までやっているとてもありがたい歯医者さんです。)
歯医者さんに向かう途中でも、
あー。何がダメだったかなー。気を使っていたつもりだけど・・。
と悶々としてしまう私。
夏休み、孫に甘いじいちゃんが、孫にせがまれアイスを食べさせたのが原因か??
そのあとは、うがいも、歯磨きもせずにいたのか・・・?
などなど、人のせいにしつつも虫歯の原因を考えていました。(父、ごめんね。)
歯医者さんに到着後、
先生にどこが痛い?と聞かれ、ココとココです。と答える娘。
あれ?私に言っていたところと違うところも話している・・・。
その部分は初耳ですけど?そんなに虫歯が??
と焦りと驚きながらも一緒に聞いていました。
すると、先生から思いがけない一言が。
「歯肉炎だね~」
えっ?歯肉炎?虫歯じゃなくて??
お母さん、ここわかる~?と歯茎の部分を指して先生が説明してくれます。
ここの部分(歯茎)白くなっているの、これちょっと腫れている部分ね~。
・・・・。
腫れているとわからなかった・・・。
歯肉炎とは?
「歯肉炎」とは、歯ぐきが炎症を起こして、赤く腫れたり出血したりする状態で、放置しておくと「歯周病」につながってしまいます。(※「歯周病」は、悪化してしまうと歯周組織が破壊され、元には戻らず、結果として歯が抜け落ちてしまいます。その他にも、身体へも害を及ぼすことが分かってきました。
歯肉炎の原因は・・・磨き残し。
歯と歯ぐきの間に溜まったプラーク(歯垢)が原因です。
特に、歯が生え変わる時期のお子さんのお口の中は、乳歯と永久歯が混在している状態で、抜けている箇所もあれば、デコボコな箇所、隙間が見られます。歯ブラシを上手く歯や歯と歯の間などにあてられず、磨き残しができやすくなり、それが歯肉炎の原因となります。
歯肉炎の原因は、磨き残し。
歯の生え変わり時期はどうしても、磨き残しがあったりするため、歯肉炎になりやすいと先生からも言われました。
私としては、今も仕上げ磨きをしていたのにと思っていましたが、歯と歯茎の間を重点的に磨くようにとのアドバイスを受けました。
ただし、強く磨きすぎると、歯茎も傷めてしまうので気を付けてね。
とのことでした。
歯肉炎かどうか見分けるポイントは?
先生のお話から、歯肉炎を見分けるポイントとしては
・ハミガキをした時に、血がでていないか?
・歯茎がぷにぷにしていないか?盛り上がっていないか?色は赤色や白色。
・歯茎が痒いと話していないか?
だそうです。
平成23年 歯科疾患実態調査(厚生労働省)のデータでは5歳~14歳の4割が歯肉炎というデータも!
こんなに多いとは、私のように気づいていないお母さんもいるかもしれない。と思いました。
先生は、仕上げ磨きを卒業するご家庭が2年生から3年生で多いですが、できれば10歳(4年生~5年生?)くらいまでは仕上げ磨きをしてほしいですと言われました。
そして、娘の今の歯茎の状態であれば、磨き方を変えればすぐによくなりますよ。と言われ、少し安心しました。
娘も歯科衛生士さんからの歯磨き指導で、歯の磨き方を再度教えてもらい、現在実践中です。
私も、仕上げ磨きは、歯茎のあたりを重点的にやさしく、やさしく磨くようにしています。
歯について、わかりやすいサイトもありました!
ちなみにこのサイトの問題・・・私は不正解。
だから娘の歯茎がおかしいの気づかなかったのか・・・と反省しました。
虫歯には気を付けているご家庭は多いと思いますが、
歯肉炎!こちらも注意してみてください!
【※この記事は過去の記事をリライトして再アップしています。】