前回の話
妻カホさんが専業主婦のくせに家事を何もせずにだらけていると会社の同僚たちに愚痴る夫キョウスケさん。カホさんが洗わずに放置している食器や、散らかり放題の部屋を「何もできていない証拠写真」としてスマホに撮り溜めて母親に送っているため、母親がカホさんに注意したのだと自慢げに話します。キョウスケさんの子ども達が２歳と５ヶ月だと聞いた同僚女性たちは微妙な顔つきでキョウスケさんを見ていました。
粗探し夫［９－１］同僚女性たちの噂話
妻が掃除はしない、食器は洗おうとしないと文句を言いながら「証拠写真」を見せるキョウスケさんに、子どもの歳を聞いた同僚女性は「そういう時、山口さんは何かしないんですか？」と更に質問しました。すると、あはははと笑いながらキョウスケさんは「するわけないじゃーん！！」と言いました。
「俺、家族を養ってんだぜ？専業主婦させてやってんだし、それくらいしてもらわないとさ～」と、何言ってるの？とでも言いたげです。同僚女性は「へー・・・」と笑顔で言って、もう何も言いませんでした。
しばらくして、給湯室の前を通り過ぎたキョウスケさんは、中から聞こえてきた女性たちの会話の中に自分の名前が聞こえたのでそっと耳をそばだてていると、「あれはないよね」「さすがに震えたわ～」と笑う声でした。自分が話した妻のことだな、と思ったキョウスケさんは内心（ほ～らな！やっぱりみんなそう思うよな）と満足げでしたが、つぎの言葉に耳を疑いました。
「お義母さんに写真まで送って報告するとかありえないよね！！」
確かに女性たちはキョウスケさんが話した妻カホさんの話をしていましたが、キョウスケさんの意図とは違うようでした。
同僚女性たちは、家事を何もしない、何もできない妻カホさんではなく、キョウスケさんの言動に言いたいことがたくさんあるようですね。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案：ママ広場編集部 脚本：のきわだ 編集：石野スズ
作画：みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。
