前回の話
夫のタクマさんは毎日のルーティンが決まっています。夫をサポートを頑張っている妻のカナコさん。食事の管理はもちろん、掃除、洗濯を毎日頑張っているつもりです。すべての作業は毎日夫のチェックが入ります。できていない部分は指摘されますが、怒られたりはしません。優しく教えてくれます。そのためカナコさんはもっと頑張らなければ!と思っていたのでした。
愛した人はモラ夫でした[7-2]サボっているつもりはなかったんだけど
休日でも夫のルーティンは変わりません。毎朝5時に起きてジョギング、6時にシャワーを浴びた後に朝食、出勤は7時30分」と毎日の流れが決まっています。
今日もいつもの時間に起きていつものように運動。朝、ゆっくりすることはありません。
休日はタクマさんは朝食後、資格の勉強のために自室にこもります。自分を磨くために手を抜かない夫のことを尊敬しています。私は夫の勉強の邪魔にならないように静かに家事をしていました。
朝からずっと立ちっぱなしだったので、少し休憩しようとソファに座ったその時でした。ガチャ。と夫の部屋のドアが開きました。「あっ・・タクマ」「どうしたの?体調悪い?」私がソファに座っていたので夫は体調が悪いと心配してくれました。「一段落したから少し休憩していたの。」と伝えたところ返って来た答えは・・
「いつも時間がかかるのは休んでいるからじゃないのかな?」「時間の使い方を見直したほうがいい。僕が考えてあげる。」でした。彼には私がいつもサボっているように見えたのでしょうか。わたしなりに頑張っていたつもりだったのですが。
休憩することは悪いことではありませんよね。タクマさんはどこまでの完璧を求めるのか少し心配になりますね。
ママ広場オリジナルマンガ「愛した人はモラ夫でした」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ホッター
3歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。