前回の話
付き合っていた当時のことを思い出していた妻のカナコさん、「夫はとてもステキな人で、私に気を遣ってくれ、的確なアドバイスをくれました」と振り返ります。ある日仕事で疲れて帰ったカナコさんに「僕はそんな疲れ果てた君を見たくない。仕事を辞めて僕を支えてほしい。結婚しよう」と夫のタクマさんは突然プロポーズしました。その言葉を聞いて素直に「うれしい・・」そう思ったカナコさんは「こんなに私を心配してくれる人は一生現れない!」そう思いプロポーズを受け入れました。
愛した人はモラ夫でした[5-2]養ってもらっているから
「彼は自分自身を高めるためには手を抜かない人でした」そう振り返るカナコさん、タクマさんは仕事から帰ると夜は資格の勉強をしていました。そして、毎朝5時に起きてジョギングし、6時にシャワーを浴びてその後朝食、7時30分に出勤します。
そんなタクマさんの生活をサポートするカナコさんは、毎朝4時に起きます。「僕が起きる時にはきれいな恰好でいてほしい。いつまでもキレイな君を見ていたいから」タクマさんにそう言われたこと、そして実際に養ってもらっていることもあり、できる限り彼の要望に応えたいと思っていました。
「僕はそんな疲れ果てた君を見たくない。仕事を辞めて僕を支えてほしい。結婚しよう」そう言われてプロポーズを受けたカナコさんは、タクマさんの日常を振り返ります。「仕事から帰ると夜は資格の勉強、毎朝5時に起きてジョギング、6時にシャワーを浴びた後に朝食、出勤は7時30分」と毎日の流れが決まっていました。そのためカナコさんの起床は4時、それは「僕が起きる時にはきれいな恰好でいてほしい。いつまでもキレイな君を見ていたいから」と言われたことと、養ってもらっていることから、タクマさんの要望にカナコさんが応えようとしていたからでした。
「僕が起きる時にはキレイな恰好でいてほしい」とは、「常に自分より早く起きて支度すること」と言われていると思うのですが、養われている状態では、なかなか断りづらいですよね。
ママ広場オリジナルマンガ「愛した人はモラ夫でした」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ホッター
3歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。