前回の話
妻カナコさんのつわりが酷くなったので、夫タクマさんは「先に寝ていていいよ」と伝えたり、食事については「栄養バランスを考えた簡単なものでいいよ」とだけ伝えていました。カナコさんが辛そうな時には「体調が戻ってからでいいよ」と伝えていました。そのような行動でタクマさんは妻を労わっていたのです。つわりには個人差があると本で勉強して認識した上で、タクマさんには気になることがありました。
愛した人はモラ夫でした[3-2]お腹の子への影響
つわりが酷いカナコさんはポテトしか食べていませんでした。「今はポテトしか食べられない・・」そう言ってひたすらポテトを食べているカナコさんを見て、タクマさんは「栄養バランスが悪くなって、お腹の子に影響があったらどうする・・」ととても心配になりました。
タクマさんは早速病院に行き先生に相談することに。「妻がポテトしか食べないんです。体は大丈夫でしょうか?」とたずねると「今はそれしか食べられないですしね」と答える産婦人科の先生の言葉を聞いても心配なタクマさんは、「先生はああ言っていたけど、やっぱりしっかり作って食べた方がいい」とカナコさんに伝えました。
カナコさんが妊娠し、酷いつわりに苦しむ様子を見ていたタクマさんは、つわりには個人差がある、と認識した上で腑に落ちないことがありました。それは、ひたすらポテトを食べ続けること!「今はポテトしか食べられない」とポテトをほうばるカナコさんに「栄養バランスが悪くなって影響があったらどうする・・」と慌てるタクマさんはすぐに先生に相談しましたが「今はそれしか食べられないですしね」と言う声を聞いたタクマさんは、「先生はああ言っていたけど、やっぱりしっかり作って食べた方がいい」とカナコさんを説得しようとしました。
「今はポテト『しか』食べられない」と言っているカナコさんに、どうして無理に違う食べ物を勧めるのでしょうか。しかも「作って食べた方がいい」という言葉。カナコさんがつわりが酷くて辛くても『自分で』作って食べなさいと言う言葉からは心配してくれているとは考えづらいですね。
ママ広場オリジナルマンガ「愛した人はモラ夫でした」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ホッター
3歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。