前回の話
つわりが酷く、常に気持ち悪いと言って休んでいることが増えた妻カナコさんが、与えた仕事をこなせないことに不満を募らせたタクマさん。体調が悪くても責任があれば動けるはず、職務放棄だと感じていました。食事が摂れなくなったカナコさんが入院すると、自分の事を自分でしながらの生活は問題なくできるものの計画が崩れることを受け入れられず、結婚した意味がないと思うようになりました。医師から今までのような無理をさせないようにと注意されたタクマさんは、ユウコさんという女性を家に呼び、カナコさんができないことを代わりにやってもらうことにしました。ゆうこさんに住み込みを依頼したタクマさんに、カナコさんは驚きました。
愛した人はモラ夫でした[17-2]住み込みしてまでする夫のサポートとは。
「住み込みでお願いするよ」というタクマさんのことばに驚いたカナコさんでしたが、「分かりました。」と、ユウコさんは住み込みをすんなり受け入れた様子でした。「では失礼します。」と、意味深な笑みを浮かべて帰っていきました。
気になったカナコさんはタクマさんにあらためてユウコさんの住み込みのことを確認しましたが、タクマさんは「そうだよ?僕のサポートをしてもらうんだ」と当然のように言いました。しかも「カナコができないことをしてもらうんだよ?カナコにも許可を取ったよね?」と言いました。
ユウコさんを住み込みにする原因はカナコさんにあり、しかも許可を出したのもカナコさん、と言われているように聞こえます。しかもユウコさんの仕事を「家事代行」と言わず「僕のサポート」。不安に思うカナコさんの気持ちが伝わります。
ママ広場オリジナルマンガ「愛した人はモラ夫でした」は毎日更新します。おたのしみに!
----------------
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ホッター
3歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。