【息子編】母は一度聞いてみたかった!「親にしてもらって良かったことは?」成人した大学生に聞いてみた。

ごきげんよう!mamanです。

お盆期間中に、我が家の大学生達が帰省してきました。
夫婦2人の生活に慣れつつあったところに大学生が2人帰ってきたので、なんだか家の中がかさばるというか(笑)、急に狭くなった感がありましたが、また都会に戻っていった今は、子ども達の使ったタオルやシーツを洗濯しながら、やっぱりちょっと寂しさを感じています。

子ども達の滞在中はいろんな話をしましたが、年齢上は成人している子ども達に、以前からちょっと聞いてみたかったことをインタビューしてみました。

今日は、その息子編です。



「親にしてもらって良かったことは?」

今は都会で私立理系(息子)と国立文系(娘)の大学生活をエンジョイしている子ども達ですが、今まで親にしてもらったことで良かったと感じていることがあるか、一度聞いてみたいなと思っていました。
もちろん、親にされて嫌だったこともあると思うのですが、それについては、今回は敢えて聞きませんでした(笑)。

「親にしてもらったことで、あれは良かったなと思うことはある?」

という私の質問に対しての、息子の答えはこうでした。

1)図鑑がその辺に置いてあった
2)宇宙の映像などを見せてくれた
3)外遊びをたくさんさせてくれた
4)「ミス解き」を手伝ってくれた
5)受験時に塾で上のレベルを見させてくれた

1)~3)は幼児期から小学校まで、4)5)は中学校の頃のことだと思います。
1)の図鑑は、息子は生き物系の図鑑が好きだったので、いつもその辺に置いてあったというだけのことです。物語系の本も読んでほしかったのですが、物語はいくらその辺に置いておいても全く興味を示してくれませんでした。
祖父母からもらったお小遣いで「妖怪図鑑」を買ったときもありました(笑)。
妖怪が好きというより、「図鑑」が好きだったんだと思います。

2)の宇宙の映像については、私は全く覚えていないんですよね(笑)。
夫にも聞いてみましたが、うろ覚えでした(笑)。

でも、とにかく、好きそうなものは、いつでも手に取れるところに置いておいていたということなのでしょうね(単に片付いていなかっただけかも)。

3)の外遊びについては、私の実家に夏に帰省したときの思い出が強烈なようでした。私の実家の裏山で、毎日、朝から晩までカブトムシやオニヤンマをつかまえることに熱中していました。それが好きすぎて、夏に息子だけで私の実家に滞在していたこともあるくらいです。

4)は、中学時代の定期考査の勉強の時、問題演習で「間違えた問題を間違えなくなるまで反復する」ということをやっていたのですが、初めの頃はミスした問題を抜き書きするのに時間がかかりすぎて大変そうだったので、「ミス問の抜き書き」を手伝っていた時期がありました。図がある問題はコピーして切り貼りしたりして、テスト勉強の「雑務」の部分に、少し手を貸したという感じです。
息子もだんだんと要領をつかんで抜き書きも自分でできるようになりましたが、最初に「こういうふうに勉強すればいいんだ」と勉強の仕方を覚えられたことが良かったと言っていました。私も息子が躓いているところに気づけましたし、そこから共通の話題も生まれて、良いコミュニケーションになっていたなと思います。

5)は、高校受験の志望校を決めるとき、息子はたいして高校の情報を知らないまま、友達が言っていた高校を適当に志望校にしようとしていました。私も中学校の進路指導だけではリアルな情報が得られないと感じたので、情報収集目的で塾に入れてみたのです。そしたら、息子はほかの中学校から来ている子たちのレベルの高さや情報量に刺激を受け、自分ももっと上を目指したいと思うようになりました。その結果、地域のトップ校へ進学し、今の大学へとつながっています。

キーワードは「冒険」

このインタビューのあとの会話で、息子が言っていたのは、
「冒険が大事かも。」
ということです。

中高時代の勉強の仕方はさておき、子どもの頃は、夏休みに自然いっぱいの祖父母の家で遊んだことが楽しかった、とのことでした。

特に、夜のうちに、裏山におじいちゃんとカブトムシを捕るための「しかけ」を置きに行って、朝目覚めたら、一目散にカブトムシがかかっているか確かめに行ったときのことをよく話します。
どうしてもオニヤンマをつかまえたくて、お昼ご飯も食べずに汗びっしょりでオニヤンマと格闘したときのことも・・・。

そういう体験は、自分にとって未知の領域に挑む「冒険」で、ものすごく楽しかったと言うんですよね。

「キーワードは冒険だな。」

と言う息子はもう二十歳ですが、カブトムシやオニヤンマに夢中だった少年は、まだ心の中に居るようです。





maman
地方在住のアラフォーママン。
夫・大学生の息子と娘の4人家族で、教育関係の仕事をしながら、母親としての日常や思いを綴っています。

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