前回のお話

その後、長男ジュンくんも生まれフウカちゃんは小学1年生に。入学のお祝いをしようということになったのですが、相変わらずカエデさんは義家族の食事の支度に大忙し、「ママ食べないの?」と子ども達がたずねると「これがママの仕事だから」「応援してあげなきゃ」と引き離され、カエデさんは「ここに味方は誰もいない・・」と絶望的な気分になるのでした・・。

完全同居[7]女は愛嬌!?娘の習い事をめぐって露呈するデリカシーのない夫の発言






そしてまたある日、食器洗いをしているカエデさんのところにやって来た義母に、
「ねえ、フウカちゃんの勉強のことだけど、どうする予定?」とたずねられました。

「えっ・・あっ・・ユウタさんと相談して決めようと・・」
突然のことで驚いてカエデさんが答えると

「女の子はそんなにお勉強しなくてもいいけどね。でも最低限はね・・。
低学年でもらう通知表は『親の通知表』だと思わないと。しっかりね!恥ずかしくないように」

親の通知表・・(汗)
そう義母に言われて、その夜早速ユウタさんに相談することに。

「お義母さんにも言われたし、フウカにそろそろ習い事させたいんだけど・・」
とユウタさんに話すと

「えー?まだ早くない?女の子は勉強できなくても『愛嬌』があれば・・」
と乗り気ではないユウタさん・・『愛嬌』??

「でも、今の時代、自立して生活できるようにしないと」

そうカエデさんが提案すると、
「あはははっ!自立して生活って・・それをカエデが言う?
社会に出てなくても生活してるじゃん」

と笑いながら答えるユウタさんに
「今、私が幸せだとでも・・?」とカエデさんは呟くのでした。

その後、
「でも、まぁ、母さんにも言われたなら調べておいて。習い事の金額とか見て選ぶから」

と、カエデさんの呟きに気づきもせず、ユウタさんはスマホを見ながら答えたのでした。

続きます。

ママ広場オリジナルマンガ「義家族と完全同居」は毎日更新します。おたのしみに!

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※ストーリーは体験者の話を元に作成していますが、登場人物や団体名は仮名で作成しています。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本]ママ広場編集部 [作画]まりお

作画:まりお
息子(小3)のイケメンっぷりに心ときめいて、娘(年長)のムチムチボディに顔を埋める毎日です。

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