1歳の男の子ジョセフくんとアフリカ系アメリカ人のご主人ボビさんと家族3人アメリカで生活しているチコさんから、コロナ禍のアメリカで初めての妊娠・出産を経験したお話[46]です。
帝王切開術が始まりました。「手術の邪魔にならなければOK」という先生の許可をとり、ボビさんはスマホでまさかの実況中継を始めました。いよいよ赤ちゃんの頭が出てくるところを目の当たりにしたボビさんが大興奮で思わずチコさんに伝えたのは「ぱっくりだよ!」
初めての妊娠・出産レポート~コロナ禍 in USA~[46]
実況中継のボビさんから「頭出てきた!」と伝えられたチコさんも状況を見たくてぐぐぐっと頭を持ち上げてみるのですが、ブルーシートで遮られて自分のお腹を見ることができません。「ぜ、全然状況がわからん・・・」
しかも、お赤ちゃんの泣き声が聞こえないことがとても不安です。「大丈夫なの?」
赤ちゃんの頭が見えてきたところで、ドクター・レイノルドの声が聞こえました。
「あー・・・へその緒が首に二重に巻きついてる」
ええ?!
「だから、自分で降りて来られなかったんだね。陣痛も始まらないわけだ。」
そ、そうだったんだ・・・
と、そこで・・・
とうとう「ふぎゃあっ、ふぎゃあっ」という可愛らしい声が聞こえてきました。
「き、聞こえた!」思わずがばっと起き上がるチコさんに
「ちーぷぅ!可愛い男の子だよ!」とボビさんが伝えました。
よかった。ちゃんと生きてる。
こうして長男ジョセフくんは誕生したのです。
チコ
アメリカ在住ひきこもりぼっち主婦です。
アフリカ系アメリカ人夫と息子との日常を綴っています。
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わぁ!おめでとうございます!!へその緒が二重も巻き付いていたのにも関わらず無事に産まれてきてくれたジョセフくんはとっても強い子ですね。パパとママにすごく会いたかったんですね。チコさんもジョセフくんもお疲れ様でした!
[ママ広場編集部]