前回の話
すれ違いが多くなっていた中、久々に会ったレンの就職活動用のスーツを一緒に見に行くことになったミカ。ミカが選んだスーツはレンによく似合っていて、レンはそれを買おうとしましたが、値段を見て立ち止まります。「ミカが選んでくれたやつ、ちょっと予算オーバーだった」と残念そうなレンを見て、ミカはあることを思いつきます。
献身女子とハリボテ王子［１３－２］頑張る彼を応援したい！
せっかく似合っているスーツを諦めようとしていた彼に、私は「これ、私が買ってあげる！！」と提案しました。「えっ！！いいよ、そんなの。そんなことしてもらうためにミカを誘ったんじゃないよ？？」と慌てて遠慮する彼に「そんなのわかってるよ～。でも私、レンを応援したいの！」と言いました。
それでも彼は「でも・・・」と渋りましたが、私のために就職活動を頑張ってくれている彼を応援したくて「ね。いいでしょ？？」ともう一押し。「ホントに・・・？本当にいいの？？」と申し訳なさそうに言う彼に「うん！就職活動頑張って！！」と伝えました。
スーツを購入してお店を出た後、「ありがと・・・オレ、頑張って早く一人前になって、堂々とミカに付き合ってくださいって言えるようにするね」と言ってくれた彼。その言葉が嬉しくて嬉しくて・・「うん！頑張れ！」そう伝えながら「やっぱりスキ」と改めて彼が好きだなと思いました。
続きます。
ママ広場マンガ「献身女子とハリボテ王子」は毎日更新します。おたのしみに！
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案：ママ広場編集部 脚本：のきわだ 編集：石野スズ
作画：めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く３児の母。
