小4娘と『まんがでわかるヒトは「いじめ」をやめられない』を読んでいじめのメカニズムを知る大切さを

娘にはいじめの加害者にも被害者にもなってほしくないと思いこの本を一緒に読むことにしました。

いじめのメカニズム知ることで相手に対する接し方や相手から何か言われた時にどう考えるか?を知ることができるのではないかと思ったのです。

なぜいじめが無くならないのか・・

なぜいじめをしてしまうのか・・

中野信子先生が脳科学的観点から説明をしてくださっています。




帯の見出しもとても気になるものでした。

いじめは悪いこと。いじめをなくそう!そういった声は聞こえるけど、いじめはなくなることはない

その中には残酷なもの「いじめ」という言葉に隠れてしまっている「犯罪」もSNSを利用して情報が拡散されることが多くなってきたなと思います。

この本を読めば100%いじめが解決する!というものではありません。

でも知ることができる。そして、こどものいじめについては大人が絶対に介入しないといけないとあたらめて思いました。

娘はこの本を読んで学校で何かあったら私に話すこと、どんな状況になるといじめが発生するのかをなんとなくですが感じたようです。

学校では特定の子とずっと一緒にいるのではなく、1人で楽しく過ごすことを学ぶことが必要だと以前から話していました。
3年生は休み時間は本を読んで過ごしたり、お友達の関係でトラブルがなく過ごせたそうです。
また自分と人には見えない線があることを覚えてほしい。
その線は越えてはいけないし、その線に入ってきて嫌だと思ったら離れてもいいことを伝えました。

こどもが成長するうえで受けるであろう障害物を私が無くしてしまうことで、困難を乗り越える力がつかないと思う方もいるかもしれません。

それでも、困難に立ち向かうために知識を得ておくということも大切なのではないか・・・とも思っています。




こちらは今ツイッターでも話題になっていますね。

新型コロナウイルスが猛威を振るうなかで、脳科学者の中野信子さんが「今後さらに増えるかもしれない」と危惧する現象があります。それは、「自分は絶対に正しい」、「他人の言動が許せない」という感情が引き起こす、激しいバッシングやハラスメントです。

相手の過失に強い怒りを感じ、日ごろは使わないような激しい言葉で罵り、完膚なきまでに叩きのめさずにはいられない――。これは「正義中毒」というべき一種の依存症状で、自分が属する集団を守ろうとする脳の仕組みが関係していると中野さんは話します。

これは、2020年1月に刊行した「人は、なぜ他人を許せないのか?」の要約文です。

『人は、なぜ他人を許せないのか?』(アスコム)
炎上、不謹慎狩り、不倫叩き、ハラスメント……。世の中に渦巻く「許せない」という感情の暴走は、なぜ生まれるのか? 脳科学者の中野信子さんが、最新の脳科学の視点から「正義中毒」という快楽を分析。「人を許せないことが苦しい」人に、自分と異なる人と理解しあい、心穏やかに生きるヒントをくれる一冊です。

正義中毒は小学校でも起こりやすいと感じる部分です。
今は休校の学校も多いですね。今年は色々なことがイレギュラーでこどもたちも不安定になる可能性もあるためしっかりと見守っていきたいなと思いました。

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