前回のお話
問題児ハッシーが新任の英語の先生に暴言を吐き、先生は泣きながら出て行ってしまったと聞いたレイチェルさん、誰も何もしなかったと聞いて「何もしないのはハッシーと同罪。先生も悪いけど子ども達も悪い」と言うと「オレは自習してた!あんなクラスだから学校に行きたくない!」と怒りだす長男くん・・。真面目すぎる長男くんのもどかしさも感じつつ、先生が休職することになったと知り、学校教育相談に連絡することに・・
中1のメンタルVS長男10
英語の先生が休職することとなり、これ以上の授業の妨害はあり得ないと思ったレイチェルさん、
担任の先生には話が通じないと、学校の教育相談窓口あてに電話をすることにしたのでした。
「恐れ入ります。長男のクラスについて相談があります。教育相談担当の先生をお願いいたします」と伝えました。
長男くんの通う中学校には、教頭先生が2人いて、そのうちの1人とスクールカウンセラー、そして教務主任の先生が教育相談窓口を担当されていました。
電話、メール、来校と、様々な方法で対応を行っているそうなのですが・・
担当の教頭先生が電話に出たので、
「ハッシーくんの授業妨害についてお電話しました」と伝えたところ、
「安心して受けられる授業環境でなくて申し訳ありません。ハッシーくんのことは私も伺っております」と担当の先生が答えました。
知ってる?
そりゃそうですよね~。先生が休職するくらいだもんね・・でも・・だったら対応遅くない?
と心の中で思いつつ、教頭先生の話を聞くレイチェルさん・・
すると教頭先生が
「今、職員会議に上がってまして・・。今後、私と担任、ハッシーくんとハッシーくんのお母様と面談を行う予定でおりますので、改善はされるかと思います」
と言い、
親も含めての面談か・・
と思いつつ、
「わかりました。お忙しいなかでのご対応ありがとうございました」
とレイチェルさんはお礼を伝え、電話を切ったのでした。
帰宅した後、長男くんに電話した内容を伝えたレイチェルさん、
「これで静かになると良いね」
と言うと、
「そうだね」
長男くんは一言だけ答えたのでした。
続きます。
レイチェル
ASD傾向の中2長男とお下品な小2次男の年の差兄弟を育ててるワーママです。
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ハッシーくんが授業を妨害したことについて、即電話したレイチェルさんの行動力!不安を抱えてしまう子ども達や保護者のためにも、学校からのお知らせは少しでも早い方がありがたいですよね・・。
[ママ広場編集部]