前回の話
樹里ちゃんは不登校になってしまいました。そしてお母さんはうつ病と診断され薬を飲むように・・・。誰も掃除をしなくなった部屋は、どんどん汚くなっていきました。家にこもるようになった樹里ちゃんは、海ちゃんとのケンカが絶えないようになりそれも更なる家族にとってのストレスになっていきました。限界を感じ、お母さんが提案したのは「児童相談所の一時保護所」でした。
姉育てに疲れて一時保護所に入った話【6】
姉の世話、家事の負担、学校での人間関係のストレスなどで心に限界がきてしまい、
海ちゃんと離れて暮らしたいと言った樹里ちゃんに、お母さんは
「児童相談所の一時保護所だったら離れて暮らせるんじゃないかしら」
と思いつきました。
姉妹二人は一度離れて、落ち着く時間を作った方が良いと考えたのです。
一時保育所は、虐待などで本当に命の危険がある子が入る所だと認識していた樹里ちゃんは、自分がそこに入れるのか心配でした。
毎日喧嘩する姉妹と自分の鬱病を考えると、樹里ちゃんが離れて生活した方が良いと考えていたお母さんは、児童相談所に電話してみることにしました。
一時保護所がどんなところか分からないという不安よりも、海ちゃんと離れて暮らしたい樹里ちゃん。
児童相談所に電話し、後日、樹里ちゃんはお母さんと一緒に児童相談所に直接出向き話をすることになりました。
続きます。
ゆーとぴあ
事実を元にした子育て漫画を描いてます。
長男、仙尾部奇形腫という珍しい病気。
次男、発達障害で特別支援学級に在籍しております。
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家族にとってベストな結果になりますように!
[ママ広場編集部]