子どもの成長によって発症しやすいアレルギー疾患が変化する「アレルギーマーチ」って知ってますか?

こんにちは!mamanです!
春が近づいてきたということで、今日は、我が家のアレルギーマーチについて、お話してみたいと思います。

アレルギーマーチとは

小児期には、これらの疾患が、乳幼児期のアトピー性皮膚炎を始まりとし、続いて食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎と次々と異なる時期に出現してくることが多く、これを「アレルギー・マーチ(atopic march)」と呼びます。

アレルギーの素因を持っていると、いろんなアレルギー反応を起こしますよね。
食物アレルギーや、アトピー性皮膚炎、気管支喘息など、年齢や体質によって、その反応はさまざまです。
うちの子達は、乳児湿疹に始まり、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹と、食物アレルギー以外の症状は、ほぼすべて経験してきています。




でも、息子と娘では、症状の出方が違うんですよね。

息子のアレルギーマーチ

現在高校生の息子の場合
乳児湿疹→アレルギー性鼻炎→気管支喘息
と進んできました。
疲れていたり、体調が悪かったりすると、蕁麻疹も出ます。

幼稚園・小学校・中学校まではアレルギー性鼻炎から副鼻腔炎に移行することが多く、耳鼻科には年中お世話になってきました。
小学校に入学してすぐのGWには、環境の変化がストレスだったのか、ひどい蕁麻疹が出て引かなくなり、外来で点滴をしたほどでした。
中学校でも1年生の冬、部活の新人戦が終わったら疲れが出て、高熱が1週間下がらなくなりました。
高校に入ってからは、鼻炎の症状も出ますが、喘息は寛解しているようです。
でも、高1の秋に、疲れから、高熱と共にひどい蕁麻疹を出しました。
とにかく、アレルギーの症状もありますが、高熱や蕁麻疹が出る子なので、疲れているような時は、気を付けてます。

娘のアレルギーマーチ

この春から高校生になる娘は、息子よりはおおむね丈夫ですが、
アレルギー性鼻炎→アトピー性皮膚炎
という流れでここまできています。
喘息はありませんし、高熱や蕁麻疹も、息子ほどではありません。
アレルギー性鼻炎は、息子より頻度はそれほど多くはないのですが、副鼻腔炎に移行した際に、耳鼻科に通っていても治りが悪く、中耳炎まで進んでしまったことが2回あります。
アトピー性皮膚炎は、時々膝の裏や肘の内側が荒れたり痒くなる程度で、その都度皮膚科に行けば治る、という感じでした。
そこまで酷くはなかったので、はっきりと「アトピー性皮膚炎」と診断されたことはないのですが、高校受験前は、背中から肩・腕に乾燥と痒みの症状が強く出ました。
受験前は、ストレスや、冬の乾燥もあったと思います。
中学生~高校生にかけては、年齢的に、大人の肌に近づいたり、ホルモンの影響を受けたりするためか、小学校までより乾燥しやすくなっているようにも感じました。
娘は、息子に比べると比較的丈夫な方ですが、疲れやストレスが肌の症状に出ることが多い子ですね。

年齢と共に楽になることも多い

子ども2人のアレルギー症状をいろいろと経験してきましたが、食べ物にはアレルギーがなかったので、我が家はまだ良い方なのかもしれません。
でも、2人ともダニに反応するので、寝室やソファなどの掃除はいまだに気を使いますし、大きくなるにつれて学校生活がハードになり、疲れやストレスから症状が出ることが多くなったので、疲れ方にも気を配るようになりました。
ただ、2人とも、小さいころに比べると、だいぶ病院にかかることが減りました。



アレルギー疾患の発症予防

アレルギー疾患は発症のメカニズムや悪化原因などの解明が進み発症予防があるものもでてきたそうです。国立成育医療センターのホームページに掲載されていました。

アレルギー体質は、ずっと付き合っていかなければならないし、「アレルギーマーチ」という言葉を最初に知ったときには、いつまでたっても治らないのかと、途方に暮れました。
でも、なんとか少しずつ丈夫になりながら、高校生まで育っています。
これからは、独り立ちするまでに、自分で自分の体調と付き合い、適切に管理・対処することを覚えてもらいたいですね。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事