夏休みの生活リズムには慣れましたか?
私は毎日「あれやったの?」「これは進んでるの?」とガミガミと聞き、思春期入口の娘はイライラしながら宿題をし、なんとかこの悪循環を改善する方法はないかと考えました。
そこで、目に見えてお互いがどこまで進んでいるのかがわかる「見通しアイテム」を作ってみました。
見通しポン!
これを使ってガミガミイライラが減った方法をお伝えします。
夏休みのリズム
普段の学校生活とは違い、時間がたっぷりある夏休み。
コロナで出かけることが難しく、なかなか羽を広げて遊びにいけませんね。
YouTubeをソファーで寝転がりながら観ている娘に、私は1日に何度も「宿題はいつやるの?」「今日の分は終わったの?」「ダンスの練習は?」と、やることは進んでいるのか聞いています。
それに対し、「もうやった」「今からやろうとしてたのに」とイライラ声が聞こえてきます。
お互い気持ちよく過ごせる方法はないかと、見通しが持て、子どものやる気UPにもなり、周りにも進行状況がわかるアイテムを作ってみました。
「見通しポン」で子どものやる気アップ
材料です。
・牛乳パック2パック
・マジックテープ(ギザギザ、フワフワ)
・ガムテープや両面テープ
作り方
1.1パック目の牛乳パックを適当な大きさに切って、「やることカード」を作る。
例
・遊ぶ
・宿題
・家庭学習教材
・YouTube、ゲームなど
・習い事練習
イラスト入り絵カードでやる気アップ
2.開いた牛乳パックの4分の1面にギザギザのマジックテープを付ける。
3.絵カードの裏にフワフワのマジックテープを付ける。
マジックテープを付ける
4.2パック目の牛乳パックを使って、箱になる部分を切る。
5.絵カードを貼り付ける表の部分と、絵カードを入れる箱をガムテープや両面テープなどでくっつける。
箱と表をくっつける
横から見るとこんな感じです
使ってみて補強があったほうが使いやすそうだったので、割りばしをくっつけました。
割りばしで補強
「見通しポン」を使ってみよう
完成した見通しポンを見せてみると「わ~おもしろそう!」とワクワク顔。
さっそくやることを貼っていました。
自分で手順を考えて貼る
次は・・・その次は・・・
上から下に見ることで、順序がわかりやすく、次に何をするのかがよくわかりますね。
机に置いて「さぁやるぞ!」
終わったカードは、下の箱の中に「ポン!」と入れていきます。
やることが終わっていくと、カードがどんどんなくなり、周りが見ても「今、ここまで終わっているんだな」とわかります。
まとめ
夏休みを親子で気持ちよく過ごすために、手作りアイテムの「見通しポン」を作ってみました。
・子どものやる気を引き出したい
・親のガミガミを軽減したい
この2つをクリアすることができました。
いつもガミガミ言っているやることを、自分で順序をたてて計画し、実行できるところが良いなと思います。
もしよろしければ参考になさってくださいね。
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療育施設で働く保育士です。
3人のママで双子男子(小2)は2人とも自閉症スペクトラムで、地域の小学校の支援級に通っています。