「もう、イライラするな~!!!」
そう言い放った時に
「ママ。それ、ちくちく言葉だよ!」
と娘の一言。
「なに??それ??」
聞くと、
「ふわふわ言葉」
言われて嬉しい言葉。やさしい気持ちになれる言葉。
「ありがとう」「嬉しい」「優しい」「手伝おうか?」「なにか困ってる?」
「すごいね!」などなど
「ちくちく言葉」
言われて嫌な言葉。悲ししい気持ちになる言葉。
「バカ」「うるさい!」「あっちいけ」「死ね」などなど
だそうです。
授業で習うとのこと。
ほほぅ。今はそんな風に習うんだね~。
と感心しつつ。
ママがちくちく言葉を使っていたら教えてね。と伝えると、指摘が多い・・。
日ごろから結構使っているんだな~と・・・反省。
ただ、この指摘、私にとっては「イライラ度」がすごく治まる。
「あっ。また使ってた?ごめんね。」ってなるんですよ。
逆のパターンも。
先日は、私がくどくど言っていると
「うるさいな~」
という娘。
「今のちくちく言葉じゃない??」
と話すと
「(かわいく)うるさいな~」
ってなったりします。
「やさしく言えばいいって問題じゃないじゃん(笑)」
と、笑いが起きるのですが、
これって結構お互いがヒートアップする前に収まるのですごくいいな~と思いました。
指摘するときは基本的に「ちくちく言葉」だけの時ですが、
「ちくちく言葉」を使ったときに、
今はどんな気持ちだった?
相手はどんな気持ちだった?
どんな言葉を使えばよかった?
をお互いに話す機会になります。
そう言えば、あまり関係ないのですが、
先日、国語のテストが返ってきた時も、家族で話すことに。
問題
「アリ」のことをもっと知りたくなりました。
図書館に行った時にどの行動が一番正しいでしょうか?
1)おすすめの本のコーナーに行く
2)絵本のタグをさがす
3)ししょのせんせいに聞く
という問題がありました(問題については少し曖昧かも・・・)
正解は3)司書の先生に聞く
娘は2)を選択し×
どうして選択したのか?を聞くと、
自分で調べて、わからなかったら聞いてって言うでしょ?
だから、最初に絵本のコーナーに行って「あり」の本を読んでそれでもわからなかったら先生に聞くだと思った・・・。
×だったけど・・・。
ほほぅ。
旦那が登場。
その場合は、2)の回答が、
絵本のコーナーで「アリ」の本を探す。
もしくは
図鑑のコーナーにいき「アリ」の本を探す。
だったら正解になるのでは?
今回の場合は「もっと」知りたくなっただから、自分で調べたという行為は終わっている段階だから、3)が正解になっているんじゃないかな。
というと
娘は、
だとすると問題に「もっと」ではなく、自分で調べたけど、って言葉を入れてほしい。「もっと」に、自分で調べたというところまでわからない・・・。私には。
という回答。
結局は、回答としては×だけど、考え方としては間違っていないということでその場はおさまりました。
テストの回答は間違いでしたが、回答だけではわからない、娘の考えを話す機会や聞く機会ができるのは充実した時間になるな~と思いました。
日常的に、話す、聞く、考える時間が増やせたらいいなと思いました。
そして、
「ちくちく言葉」娘以外でも、
使っている可能性あるので、日々私自身も考えていきたいなと思いました。