前回の話
5歳娘のユリちゃんを家にひとりで放置しておきながら、ユリちゃんの友達ムギちゃん親子が困っていたからと夜まで付き添っていた上、親子のために食材などを購入したお金を家計を握るサクラさんに請求した夫シンジさんに腹立たしさを感じたサクラさん。翌日になってムギちゃんママからムギちゃんの熱が下がったこととお礼のメッセージが届くと、シンジさんはムギちゃんの家に寄って帰ると言い出しました。
娘より他人の子を優先する夫[7-1]「なんで?」が止まらない
「今日はちょっとムギちゃんのお家に行ってくるな~」と笑顔でユリに伝える夫。ユリは「ユリもいきたい!」と嬉しそうに言いました。パパがお友達の家に行くと言うのだから、当然の反応です。ところが夫は「大切なユリが病気になるのはイヤだから我慢してな。」とユリに言ったのです。それなら黙って行けばいいのに。
また別の日には、「ムギちゃんがファミレスに行きたいって言うから行ってくるわ」とまた宣言をして出かけようとしたので、「え?なんで?」とストレートな反応をぶつけてしまいました。よその子がファミレスに行きたいからといってなぜうちの夫が連れて行かなければいけないの?夫は「ムギちゃんのママなかなか連れて行けないみたいでさ~。かわいそうだろ~」と心配そうな顔で言う夫ですが、私の頭の中には疑問符しかありませんでした。
「は?」しか出てこない私のそばで、ユリは嬉しそうに「じゃ、ユリもムギちゃんとごはんいくー」と手を挙げました。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
2歳boy新米ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。