自然に口から出た「俺、自分でやる」ようやく妻の疲れた顔に気付いた粗探し夫[12-2完]|ママ広場マンガ

前回の話
専業主婦を見下すような考え方をしていたキョウスケさんは、専業主婦である妻のカホさんがずっと家にいるのに家事をしない、何もできないと嘆いていました。実際にはカホさんは毎日掃除をして二人育児で手一杯ながらも一生懸命やっていました。キョウスケさんがカホさんに対する文句や「証拠写真」と言ってそのままの洗い物や散らかった部屋の写真を撮っては義母に送っていることを会社の同僚たちに自慢げに話すと、同僚女性たちには総スカン、そして最近子どもが生まれたばかりの同僚には育児は夫婦でするものだ、奥さんを大切になどと諭されました。帰宅し、久しぶりにカホさんのことをじっと見てみたキョウスケさんです。

粗探し夫[12-2完]助かります。優しい笑顔


手のかかる幼児2人を相手しながら、「今から夕飯準備するね」と言うカホさんをよく見てキョウスケさんは気付きました。
(よく見たらカホってめちゃくちゃ疲れてるんじゃないか?)
そう思ったら自然に「俺、自分でやるわ」と口にしていました。まさかそんな言葉がキョウスケさんの口から出るとは思っていなかったカホさんは思わず「え?!」と声に出てしまったほどです。

いつもと違う様子のキョウスケさんに驚き、「何かあったの?怖いんですけど」と少し警戒するようすさえするカホさんです。
「何も無いよ、ただちょっと・・・」と口ごもるキョウスケさんに「え~怖い怖い、何かやましいことでもあるの?」とカホさん。
キョウスケさんはとうとうハッキリとカホさんに伝えました。「違うってば!ちょっと心を入れ替えたんだよ!!」

キョウスケさんの言葉を聞いたカホさんは、「ふーん・・・?よくわからないけど・・・助かります。」と、ようやく嬉しそうな優しい眼差しに変わりました。そしてキョウスケさんも、ホッとしたような優しい笑顔になり、夫婦は少し照れたように、でもしっかりと目と目を合わせました。

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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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