前回の話
お食い初め膳の準備が完璧な義母にマキさんやゆうさんはもちろん、マキさんの両親も大絶賛!気をよくした義母は「祖母として当たり前のことをしてるのよ!」と言った後で「これに着替えさせて!」と準備していた衣装を差し出しました。そのタイミングでハルタくんがぐずったのでミルクを先に飲ませたいと言ったマキさんにも笑顔で答える義母は、終始ご機嫌です。
まだまだ義母に嫌われています[4-1]お食い初めの大役
その後、ハルタの着替えも無事終わり、いよいよお食い初めが始まりました。
「では、お食い初めを始めましょうか!!」
義母がそう切り出した後で、
「はあ・・ええと・・この中で年長者となると・・」
なんだか歯切れが悪い様子です。
お食い初めは、子どもに対して、同性となる最年長者が「養い親」として代表して食べさせる、というしきたりがあるようなのですが、今回それは私の父。
義母はさっきから、父の方をチラチラと見ていて、
義母の視線に気づいた父は、
「あっ、私ですか?いやいや、大丈夫です。おかあさん。
せっかく準備されたんです。ぜひぜひお願いします」
と丁重に辞退しました。
すると、
「え~?いいんですか~?でも・・しきたりと違うと・・男の子だから男性が・・」
と嬉しさを隠せない義母がニヤニヤしながら言いました。
義母の豊かに変わる表情で心の中が読めてしまうようですね。立派にお食い初めの準備をした義母に、大役を務めてもらってよいのではないでしょうか。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
息子のイケメンっぷりに心ときめいて、娘のムチムチボディに顔を埋める毎日です。