前回の話
お取り寄せの料理と聞くと急に食べたくなった義母。しかも次に出てくるのがローストビーフだと聞いて・・・。
私、義母に負けてません[5]素直に美味しいて言えばいいのに
「ローストビーフ!?」
と義母が大きな声を出したのでキョウコさんは心配になって
「あっ・・・お嫌いでした?ローストビーフ。」と言いましたが
実はその逆。
「あー母さん好きだったね・・・忘れてた」とご主人。
それでは、とさっそくローストビーフを出すと・・・
「すぐに出さなかったのは私をお腹いっぱいにさせて私に好物を食べさせないつもりだったのかしら~」
義母はため息交じりにとんでもない言いがかりをつけてきたのです。
「・・・ねえ、ユイトくん」
と、あくまでもユイトくんとお話している体で意地悪なことを言う義母。
とうとうご主人が怒り出しました。
「食べたいくせに文句言うなよ。キョウコ、出すのやめてもいい」
義母は慌てて言いました。
「食べますよ、もちろんいただきます」
ローストビーフを出すと、ひとりで全部食べそうな勢いでもぐもぐ食べだす義母、
キョウコさんが思わず
「あっ・・・本当にお好きなんですね」と言うのを聞くと
「そんなことないわ
「別に好きじゃないわよ」
と言いながらとっても嬉しそうな笑顔なのでした。
・・・大好きですよね(笑)
義母ひとりで食べているにもかかわらず更には
「ねぇ、余ったやつはお土産にいただける?」
とまで言い出しました。
「図々しくない?」
というご主人の声にも全く動じません。
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「私、義母に負けてません」は毎日更新します。おたのしみに!
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※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本:のきわだ
1児の母。子育てに奮闘中。
作画:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。
監修:ママ広場編集部