前回の話
勤めている会社が在宅ワークを導入し、家で仕事をするようになってから生活リズムがズレてきたオレ。始業時間ギリギリまで寝ていても、ヒゲや寝グセがあってもとりあえずコーヒーだけ飲んで仕事部屋へ行けばいいから大丈夫。在宅ワークのせいで家事の負担が増えた妻のため息にも全く気づかずに・・。
やらかしパパの育児奮闘記3[2]予定は先に言ってよ!
そしてある日のこと
「お昼ご飯作ってあるから、一段落したらリビングに来てね」
「あ~、今日は外で食べてくるよ」
お昼の食事を準備してくれた妻にそう伝えたオレ、
「えー先に言ってよ!もう作ってあるのに」
「だって、ずっと部屋にいると気が滅入るしさ~。気分転換だって大事じゃん?」
妻の言葉に耳を貸そうとせず、自分の気持ちを優先するオレ、
そしてまた別の日には・・
「あれ?もうお昼外で食べてきたの?」
「今日は家で一緒に食べたい気分でさぁ」
「えっ?てっきり外で食べるかと思ってたから準備してないよ・・」
「え~今から行ったら仕事始まっちゃうじゃん!」
「困ったママでちゅねぇ」
「キャーおひげ~」
妻が外で食べるだろうと思っていた日には、さくらとも遊びたいし、家で食べたい気分だったオレ、
「先に言ってよ・・」
と妻がモヤモヤしているなんてこれっぽっちも思わずに・・。
その後・・
「ハイ、その件はですね・・あ!コラ!」
「ぱーぱあそぼ~」
「?もしもし?どうかしました?」
「すいません、ちょっと子どもが・・」
仕事の電話もおかまいなしに娘がじゃれて困りつつ、慌てて取引先の対応をするオレは・・
「ねえママ!さくらを仕事部屋に入れないで!!まったく・・」
「ごめん、ちょっとお皿洗ってて・・ほらパパお仕事中だからあっち行こ?」
妻にそう言いながら取引先との電話を続けたオレ、
妻は慌ててさくらを仕事部屋から連れ出してくれたのですが、
(さっき中途半端にかまったから、遊びたがってると思うんだけど・・)
という妻の思いには、全く気づきもしなかったのでした・・。
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「在宅ワークのオレ、妻の地雷を踏む」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画]左近寺しゅうり
左近寺しゅうり
暴れん坊男児2人に振り回されるサラリーマンパパ