小学校ではもう習わないこの記号。何かわかる?
単体でみるとちょっと難しいかもしれませんね。
わかりましたか?
そう、答えは「リットル」
この筆記体での表記は2010年度まで使用されていましたが2011年度の教科書から大文字の「L」に変更になっています。
理由は、国際ルールに沿った形式に合わせたからだそうです。
単位には筆記体や斜体を使わないというルールがあります。
そのためリットルは筆記体ではなくなりました。
そして、大文字になった理由は例外でそうなったのです。
その理由は・・
まず、大文字の単位は基本的にすべて人名に由来していて
大文字の単位例
電圧の単位「V(ボルト)」はAlessandro Volta(アレッサンドロ・ボルタ)の「V」
力の単位「N(ニュートン)」はIsaac Newton(アイザック・ニュートン)の「N」
など・・
そうすると法則からはリットルの「L」は外れています。
でも小文字の「l」を表記した場合に数字の「1」と見間違う可能性がでてきてしまったのです。
そのため、「リットル」は小文字でも大文字でもよいというルールになりました。
その結果、小学校では間違えないように大文字の「L」が採用されたそうです。
教科書は、大文字の「L」を使用
いかがでしょうか。
今は、英語の筆記体も学校では習わないため、見ることも少なくなっているかもしれませんね。
エイターママ
小6娘の母。元塾講師。