ごきげんよう!mamanです。
あっという間に5月も半ばを過ぎましたね。
子ども達が通った小・中学校のそばを通ると、運動会の練習の音が聞こえてきます。
今年から観客も制限なく入れるようになったとのことで、知り合いの親御さん達も楽しみにしているようです。
大学生になったうちの子達には、もう運動会はありませんが、先日、娘の大学の学園祭が開催されるというので、夫と2人で行ってみました。
大学生にして初めての模擬店を楽しんだ娘
娘は、今回の学園祭では、クラスで食べ物のお店を出すことになっていると言っていました。
高校時代はコロナ禍と丸被りした3年間だったので、文化祭の規模もかなり縮小され、保護者の観覧が叶わないことはもちろん、食べ物の模擬店を出すなんてことは、一切できませんでした。
だから、ちょっと見てみたかったんですよね。
うちの娘がたい焼きを焼く姿というものを(笑)。
学園祭はあいにくの雨模様でしたが、子どもからお年寄りまで、大勢のお客さんが入っていて、想像以上に盛況でした。
興味の赴くままにあちこち見て回り、娘のシフトの時間に合わせて娘のクラスの模擬店に行ってみると、バンダナを頭に巻いて、エプロンと手袋を装着した娘が、ちょうど、たい焼きの生地を鉄板に流し込んでいるところでした。
夫と2人で、人混みに隠れるようにしてその姿を見守っていると、娘の前の時間帯にシフトに入っていた同級生達から引継ぎを受けていたのでしょう、手取り足取りレクチャーされながら、慣れない手つきで鉄板を閉じたりひっくり返したり・・・危なっかしいことこの上なかったのですが、当の本人は、とても楽しそうにしていました。
中学校の文化祭でも模擬店は経験しなかった娘なので、初めての文化祭らしい文化祭(学園祭)や初めての模擬店など、あらゆる「初めて」を全力で楽しんでいるのが伝わってきて、こちらまで嬉しくなりました。
大学で触れる「多様性」から得られるもの
娘にたい焼きの焼き方をレクチャーしてくれていた同級生の中には、娘よりかなり年上に見える方もいらっしゃいました。
たい焼きの焼き方がとても上手なのに加えて、慣れない娘への教え方はまるでお父さんのようで(笑)、とても同級生とは思えませんでした。
あとで娘に聞いたところによると、その方は、すでにほかの大学を卒業していて(社会人経験もあるのかな?)、思うところがあって、今の娘の大学を再受験して入学してきた方なのだとか・・・。
豊富な経験があって落ち着いていながら、それでいて同級生として気さくに接してくれるので、クラスでも頼りにされている存在なのだそうです。
そういえば、私自身が大学生の時にも、社会人の経験を経て大学に戻って来られた方や、子育てを終えられてから学び直しに大学に入られたという、年上の同級生の方がいらっしゃいました。
今思えば、そのような方達と、もっとお話ししてみればよかったです。
きっと、学ぶところがたくさんあったはず。
そう思い、娘には、
「大学というところは、同じ世代だけが同級生とは限らないのが良いよね。いろんな年齢、いろんな出身地、いろんな経験値を持った人たちが集まっているんだから、積極的に交流してみたらいいと思うよ。きっと世界が広がると思う。」
と伝えました。
今回、娘の大学での様子を見て、娘はもう「家庭で育つ」時期は終えて、「社会に育てていただく」フェーズに入ったのだなと感じました。
少しの寂しさと、娘の周りの方々への感謝。
まだお嫁に出すわけでもないのに、「うちの娘をよろしくお願いします」という気持ちになって、ちょっとしんみりしながら帰ってきたmamanなのでした(苦笑)。
子育てフェーズ~息子編~につづきます。
[2]子育てフェーズ~息子編~は明日の公開です。お楽しみに!
maman
地方在住のアラフォーママン。
夫・大学生の息子と娘の4人家族で、教育関係の仕事をしながら、母親としての日常や思いを綴っています。