小さな長靴の可愛らしさ ~梅雨の季節の思い出~

こんにちは!mamanです。

このところ、日本のあちこちで梅雨入りしていますね。

学校が始まっている子ども達ですが、最近は、雨の日でも長靴を履いている子を見かけませんね。

今は、お洒落な防水設計のスニーカーがたくさんあるので、長靴なんてもう履かないのかな、と思うと、小さい子の長靴姿が、妙に懐かしく、可愛らしく見えます。

うちの子達がまだ小学生だった頃は、防水のスニーカーもまだ今ほど豊富ではなく、雨の日の朝は、長靴を履く履かないで一悶着、ということもありました。

うちの子達と長靴の歴史

幼少期

初めて長靴を買ってあげた時は大喜びし、早く長靴を履いて水溜りに入ってみたくて、

「はやく、あめ、ふらないかねぇ。」

なんて言いながら、窓の外を見ていた姿が思い出されます。

あまりにお気に入りで、晴れの日でも長靴で幼稚園に行きたいと言って、泣いたこともありました。

登園前にグズる我が子に手間取りながらも、

「子どもって、雨の日も楽しいんだな。」

と、感動した思い出として残っています。



小学校低学年

雨の日の登下校で長靴を履くことに、まだ抵抗がなかった時期です。

学校の下駄箱にも、かろうじて折らずに入るサイズで、お友達の長靴がカッコイイとか可愛いとか、デザイン性にも少し興味が出てきていました。

雨の日は、わざわざ水溜りに入り、雪の日は、わざわざ雪深い所に埋もれにいく小学校低学年時代、まだまだ長靴が必要な時期でした。

小学校中学年

雨でも長靴を履いていくのを嫌がるようになったものの、説得すれば、まだ履いてくれた時期。

でも、下駄箱には折らないと入らないとか、重くて歩きづらい、ムレて不快だ、など、不便さも訴えるように...。

一度、朝けっこう降っていて長靴で登校させたら、午後になって晴れたので体育が外であったらしく、

「友達がみんなスニーカーなのに、自分だけ長靴で恥ずかしかった。」

と言われたことがあり、私も、無理して長靴を履かせるより、雨用として防水のスニーカーを用意したほうがいいな、と思いました。

小学校高学年

長靴は、もはや完全拒否。

でも、林間学校ではどうしても長靴を履かなければならなかったので、

「お洒落なのを買ってほしい。」

と言われて、林間学校1回のために?と悩みました。

実際には、学校から、

「林間学校で履く長靴は、川の水などが入らないようにするため、履き口を紐でキュッと絞れるものが望ましいです。」

というお達しがあったので、履き口オープンなお洒落なものは買わず、あるもので済ませました。



中学校

自転車通学になったこともあり、もう長靴を履くことはなくなっていましたが、農業体験など、長靴が必要な行事が何度かありました。

普段まったく履かないのに、行事のためにだけ買うのもどうかと思いましたが、自転車で持っていかなければならないというので、コンパクトにたためる柔らかい長靴を買いました。

長靴はもう必要ない、と思っていても、何かしら必要な機会が出てくるんですよね。

高校生 (←今ここ)

電車通学になり、駅から学校までは徒歩なので、雨の日は足元が濡れてしまうのですが、普通のスニーカーと防水スニーカーで通しています。

さすがにもう長靴が必要な行事はないかなと思いますが、災害級の大雨になることも増えている昨今、いざという時のために、1人1足は用意しておいたほうが良いのかな、なんて考えたりもしますね。

小さな長靴の可愛らしさ

長靴って、要るのか要らないのか、この時期になるといつも悩んでしまいますが、小さい子が長靴で歩いているのを見ると、うちの子達が小さかった頃、長靴とカッパ姿でキャーキャーと雨を喜ぶ姿を思い出し、とても懐かしく、可愛らしく感じます。

長靴とカッパ姿で小さな傘をさしている子ども達の写真を、もっと撮っておけば良かったな〜、なんて思う、梅雨の季節です。

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