[3]まさかうちの子が・・!なぜ授業中に歩き回るの!?小1息子の言い分に脱力。

前回の話[2]まさかうちの子が・・!理解力が低い?集中力が無い?・・それともグレーなの?急に襲われた不安。

個人懇談会で担任の先生から聞いた小学1年生息子の学校での様子があまりにも思っていたのと違ってショックを受けた私。
息子は小学生になって新しい友達もでき、楽しそうです。ランドセルを背負って学校へ通う自分が誇らしいのか毎朝目覚ましを自分で止めて学校の準備をしているし、学校から帰るとすぐに翌日の時間割を見ながら自分で準備。宿題も自分から取りかかっているのに、先生から聞いた息子は真逆のようでした。
そこで、学校生活で実は息子が抱えている問題があるのならば、その片鱗でも見出せないものかと、先生が「困っていること」をひとつずつ、息子に確認してみることにしました。



授業の準備、片付けができない

朝はいつまでもランドセルを机の上に出しっぱなし。なぜ?

「だってさ、お友達に会えたら楽しくなっちゃうから遊ぶんだよ。」
「お勉強はじまったかわからなかったんだよぅ。」

息子の話を聞いているうちに気付きました。
保育園では朝の音楽、お片付けの音楽、お給食の歌・・・毎日同じ行動の時に同じ曲が流れていました。
ところが小学校ではチャイムが1度鳴るだけ。クラスメイトの中には、時計を見て自分で動ける子もいるようです。
息子はまだ時計が読めない上にそもそも時間割の概念が無かった!!

授業中に歩き回る

歩いてどこに行ったの?何かあったの?

「うん、歩いたよ。おもしろいかなぁって思って。」(・・・えぇ?もうちょっと悪びれてほしかったな。)
「あのね、ふしぎなんだよ。Mくんはろうかで遊んでも、歩いても先生に見つからないのに、ボクはすぐ見つかるの。どうしてだろうね。ボクも遊びたいなぁ。」
「Mくんは先生のお隣に机を並べてもらったから、いいなぁって思ってボクも先生のお隣がいいですって言ったの。」
「先生のお話は、聞いている時もあるよ!」(いつも聞きなさい。)

後日先生から聞いた話によると、Mくんはじっとしているのが難しくて歩き回ってしまうそう。先生の目が届くように、特別に先生のお隣に机を移動させたら、息子が自分の机も自らMくんの隣に移動してきたのだそうです。

息子は、そもそも授業を受けているという概念が・・・ない?

じゃあさ、体育の授業中に体操服を脱いじゃったって本当?

「そう!」(嬉しそうに言うところじゃないよー)
「カッコイイからみんなに見てほしかったの」
・・・前日に観たビデオの影響!?息子と一緒に子ども向けのカンフー映画を観ました・・・。

まぁスラスラと嬉しそうに理由がでてくること。
正直、あぁやっぱりうちの子っていろんなことが理解できていないのだろうかと不安が募りました。
それと同時に、何を聞いてもハッキリと楽しそうに答えるところがい潔いな、と笑えてきました。

先生の話を聞かない

先生のお話、わかる?何をすればいいかわからなくて困っちゃう時はある?

「先生のお話、わかるよ!こくごもさんすうも、かーんたん。」
「あ、やっぱり先生のお話ね、わかるときもあるし、わからないときもあるよ。」

わからなくても女の先生だから恥ずかしくて聞けない、と息子は言っていましたが、先生の話によると、わかっていないのかただやりたくないだけなのかボーッとしているので息子の席まで行って「トラくん、ノートを開いてここを書いてね」などと直接言ってもやらない時があるとのことでした。やっぱり理解力が低いのだろうか・・・

息子と話して気づいたこと

時計を読めるように特訓しよう。・・・先ずはそう思いました。「今は何をする時間」「あと5分で授業が始まる」という感覚がなさそうだったからです。
それから、「かんたん」と言っている勉強ですが、話していると、ところどころ「わからない」「むずかしい」というワードが出ていたのでワークではなくて教科書を一緒に見て復習しようと思いました。

最後に息子に聞いてみました。
学校、楽しい?先生は好き?

「うん、楽しいよ!先生好き。」

[4]に続きます。

トラのママ
小1息子の子育て真っ最中ワーママ
Twitter:トラのママ@バネッサパースキー・ジャパン(@vperske_jp

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