[2]まさかうちの子が・・!理解力が低い?集中力が無い?・・それともグレーなの?急に襲われた不安。

前回の話[1]まさかうちの子が・・!個人懇談会で初めて知った驚愕の事実。授業中に歩き回る小1息子

息子が小学校に入学して最初の個人懇談会で担任の先生に聞いて初めて知った、息子の学校での様子はひどいものでした。
まずやることが遅い。かなり早い時間に登校するのに、1時限目が始まる直前まで机の上にランドセルを広げていて、先生が手伝ってくださることもしばしば。授業中に立ち上がって窓の外を見に行ったりふざけたり、ひとりだけ教室の後ろで寝そべったり(授業中ですよ!?)、更には体育の授業では体操服を脱ぎ捨てて上半身裸で笑っていたのだそうです。

えぇえええ。すみません、先生・・・。でもどうして?
って、それはこっちが聞きたいよとツッコミたかったでしょうね、先生は。




「ご家庭ではどんな様子ですか?」と担任の先生に聞かれ、ワークの取り組み方や朝の準備の様子などを伝えると、驚かれてしまいました。
それから「トラくんの気持ちが乗らない時、お母さんはどんな対応をしているんですか?」と聞かれ、「とにかく楽しそうなことを言って気持ちをアゲています・・・。」と答えながら、保育園の先生に言われていたことを思い出してハッとしました。
私は同じことを保育園の先生にも答えていたことがあったからです。
クラスのみんなでやっていることを一緒にするのが難しい時がある、と先生に言われた時に聞かれたのです。「トラくんは気分が乗らないことは全然始められなくて、ボーっとしちゃいますねぇ。お母さん、お家ではどうしていますか?」と。

その時は、いやいやまだ園児だし、と軽く考えていたのですがだんだん心配になってきました。
息子は気が向くこと「だけ」しかやらないのだろうか。
先生の言っていることが理解できず、周りの子たちが動き出しても察することができないのだろうか。

「先生、うちの子は理解力が低いのでしょうか。それか、あの・・・いわゆるグレーだと思われますか?」
大げさだな、小学生になったからと言って急にビシッと何でもできるようになるわけないじゃんと自分に対して思う気持ちと、息子は本当は困難なことがあって辛いのかもしれない。それなら早く気づいて対策を取ってあげたいと思う気持ちが交差しました。
担任の先生の返事は、できる能力はあると思うけれど何度言ってもわかってもらえないという点ではそうなのかも・・・と。対応の仕方を工夫してみますね。と言って、この日の懇談会は終わりました。

なんだかモヤモヤした気持ちで息子を学童へ迎えに行くと、子供たちがみんなきちんと並んで座って宿題をしているのが見えました。
・・・あ。息子もちゃんと座ってる・・・。

偶然なのか、私の表情で何かを察してくださったのか、学童のベテラン先生が「トラくんはずいぶん落ち着いてできるようになってきましたよ。」と声をかけてくださいました。
「息子は先生のご指導をちゃんと理解している様子はありますか?」と聞くと、「え?お母さん、トラくんの能力的な心配をしてるの?何も問題ないですよ。まだ1年生になったばかりなんだから、大切なのは伝え方。言葉もそうだけど目を見て伝えることだよ。」とアドバイスしてもらえました。

担任の先生は、息子への伝え方をそれまでもいろいろ変えてみてくださっていたそうです。それでも息子がちっとも言うことを聞かず「正直少し困っています」「どうしたら良いのでしょう」とおっしゃっていて・・・本当に申し訳ない・・・。

息子に何か問題が起こった時、私はなるべくどうしたの?何をしようとしたの?と、息子なりの考えを聞くようにしています。
想像を超える珍回答が飛び出す確率は高いのですが、今回もやはり息子と話し合わなくては、と思いました。

次回は息子に聞いてみた結果、脱力した話です。

[3]に続きます。

トラのママ
小1息子の子育て真っ最中ワーママ
Twitter:トラのママ@バネッサパースキー・ジャパン(@vperske_jp

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